15 『ん……ここどこ?』
着いたのは豪邸の前。
「名前ちゃん、俺ん家」
『え?』
オレンジ?
いや、俺ん家だよね、うん。
『えぇぇぇぇぇ!ってマーボ君お金持ちだった!』
「反応イイね!」
『こ、こんなに大きいなんて!』
豪邸とは言っても。
まぁ海明学院ってお坊ちゃんだし。
『でもなんで……?』
「ん?入ってもらうため?」
そして、入り口にいる護衛さん的な人が どうぞどうぞと言っている。
『お、おじゃまします……』
「堅い堅い、名前ちゃん」
だってデカすぎて!!
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