6 『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』 「なに歌ってんだよ…」 「スニベリーの歌なんてどうかしてるね」 「もっともだ、ジェームズ」 『この曲の良さが分からないの!?』 良さが分からない2人なんて放っておいて、 図書室へ向かうのだー! 『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』 「な、なに歌ってるんだろう…?」 「ピーター、この子は頭がおかしいから」 『ちょっと待ったー!』 「うるさい」 …さ、さあさあ早く行こう…。 『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』 「あら、セブの歌かしら」 『そうだよ!リリーも一緒に歌う?』 「遠慮しておくわ…」 いい曲なのになー。 『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』 「…なにを歌っているんだ?」 『あ、ルッシー!セブパンの歌だよ!』 「…セブルスは人気だな…」 『?』 遠くを見つめだしたルッシー。 だが私には関係ない! 『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』 「なに歌ってるんだい?」 「ふふ、変わった歌ね」 『ベラ、シシー!セブパンの歌だよ!』 呆れた顔をされたが、 2人にかまっている暇はない。 『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』 「…なんだその歌は。」 『セブ!探したよー。セブパンの歌!』 「僕の歌を勝手に作るな!!」 『いい歌だから一緒に歌おうよ!』 「嫌に決まっているだろう…」 ケチだなあ。 『セブセブセブパンせい…』 歌うなああああ! 学校に響き渡るセブの怒鳴り声。 [ top ] |