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『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』

「なに歌ってんだよ…」

「スニベリーの歌なんてどうかしてるね」

「もっともだ、ジェームズ」

この曲の良さが分からないの!?


良さが分からない2人なんて放っておいて、
図書室へ向かうのだー!


『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』

「な、なに歌ってるんだろう…?」

「ピーター、この子は頭がおかしいから」

『ちょっと待ったー!』

「うるさい」


…さ、さあさあ早く行こう…。


『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』

「あら、セブの歌かしら」

『そうだよ!リリーも一緒に歌う?』

「遠慮しておくわ…」


いい曲なのになー。


『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』

「…なにを歌っているんだ?」

『あ、ルッシー!セブパンの歌だよ!』

「…セブルスは人気だな…」

『?』


遠くを見つめだしたルッシー。
だが私には関係ない!


『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』

「なに歌ってるんだい?」

「ふふ、変わった歌ね」

『ベラ、シシー!セブパンの歌だよ!』


呆れた顔をされたが、
2人にかまっている暇はない。


『セブセブセブパン正義のセブパンー♪』

「…なんだその歌は。」

『セブ!探したよー。セブパンの歌!』

僕の歌を勝手に作るな!!

『いい歌だから一緒に歌おうよ!』

「嫌に決まっているだろう…」


ケチだなあ。


『セブセブセブパンせい…』


歌うなああああ!
学校に響き渡るセブの怒鳴り声。

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