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『いやー久しぶりだね!』

「…最近怠けすぎよ」

『…すいません、反省してます』

「会えなくて寂しかったんですよ!」

『だって…テスト期間なんだもん』


私が頬をふくらませて言うと、
夏目さんがむすっとした顔で言う。


「テストなんてどうでもいいじゃないですか!」

「なに言ってるの、勉強するべきでしょう」

『シズクは頭いいから…』

「勉強なんてしなくても大丈夫だろ!」

『「「…」」』


ハル、シズクがイライラしてますよ。
まあ私も若干イラッとしたけどさ…。


「おい、お前どこ行ってたんだよ」

『あ、エロ狐さ「だから違う。」じゃん』

「ほんとどこ行ってたの!?」

「すげえ寂しかった!」

『トミオ、マーボ、ジョージ。』


優しいなこいつら。


『あれ、ササヤンは?』

「どこ行ったんだろうな?」

『…ちょっと探してくるね!』



『サーサヤン!』

「…え?」

『ひっさしぶりー』

「久しぶりじゃないって…」


ため息をつくササヤン。


『ふふ、ごめんごめん』

「どれだけ心配したと思ってるんだよ…」

『え?』

「…いや、なんでもない」

『そっか』


笑いながら手をつなぐ。


「…もう離さないから」


…ササヤンだーいすき!
もう離れない。

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