*津軽とサイケの夜

「津軽、今日女の子に告られたでしょ?」
風呂上がり、2人のベッドの上で体育座りしたまま津軽を見る。
「知ってたのか?」
浴衣姿の津軽はいつもの胴着とはちがう色っぽさがある。
「サイケの情報網舐めないでよ」
一年生で剣道部主将の津軽は校内でも超有名人。だからいつもヒヤヒヤする。
津軽が高校生になってからは距離も離れて切ない気持ちがいっぱいになる。

「怖いよ、津軽がどんどん知らない人になっちゃう。サイケの知らない津軽をみんなが知ってるんだ。そんなの我慢できない!津軽はサイケのものだもん」
こんなの、無茶なワガママだって知ってる。でもやめられなかった。
パジャマ替わりに着てる津軽のTシャツをギュッてしたら、津軽の長い指が俺の髪を梳いた。
「俺はサイケしかいらない」
髪に口付けながら耳元で囁かれて、涙がでた。
「周りが何て言ったって、サイケしか見てないよ」
「つ、がるぅ…」
胸元に顔を押しつけたら、優しく上を向かされて涙を唇で拭われた。
「んくっ…あんま、サイケを甘やかさないでね」
「どうして?」
濡れたまつげ越しの津軽はキラキラしてる。
「サイケ、止まんなくなっちゃう…津軽を独占したい」
「いいよ。独占してくれ」
柔らかな笑顔に我慢出来なくて、津軽を押し倒した。
「ねぇ、しよ?」
津軽に跨ってキスする。
舌を吸って絡めて津軽の全部を食べたいって思う。でも食べちゃうのもったいないから、ヤらしく濡れた津軽の下唇を甘噛みした。
「寂しい思いさせてごめんな」
津軽の手が腰に回されて、片手がTシャツの中に入ってくる。
「んっ!」
背骨をなぞるように動く手にゾクゾクした。
「き、今日は、サイケする」
津軽の首筋をきつく吸って痕を残す。怒るかなって津軽の顔見たら、笑って頭を撫でてくれた。

さっきお風呂で少しだけエッチなことしたから、サイケのお尻の中はぐちょぐちょ。おっきくなった津軽のおちんちんを手で支えて、ゆっくり腰を降ろした。
「ふぁぁ!おっきぃ…」
息を吐きながら体重をかけて、一番太いとこが入った。奥がジンジン疼いて、残りは一気にいれちゃった。
「あぁっ!」
「おい、無茶するなよ」
心配そうに体を起こした津軽を手で遮る。
「大丈夫。うごくね…」
足をおっきく開いて、津軽に見えるように腰を動かす。
「んっ、はっ!あんっ‥あぅ‥」
グチュグチュ鳴りながら津軽のおちんちんが出たり入ったりするのが見えてヤらしい。
サイケのおちんちんもえっちな汁がいっぱいでてる。そろそろイきそうで、おちんちんもお尻の中もヒクヒクしてくる。
「サイケ、もうイキそう?」
「う、ん、!んぅ!あっ、あぁ」
寝そべってた津軽が体を起こして揺さぶられて声が止まらなくなる。乳首を吸われてもどかしいから、津軽のお腹におちんちんを擦り付けた。
「サイケ、ぜ‥んぶ、つが、るのだ、からぁ」
「あぁ。俺のモノだ」
声はとっても優しいのに、どんどん激しく腰を動かされて頭ん中が真っ白になった。
「ひっ!あ、イく!サ‥イケ、イっちゃ…」
言い終わる前に津軽のお腹に精液いっぱい出しちゃった。お尻がキュウキュウして津軽のがおっきくなったと思ったら、ナカに津軽の精液が出された。
「ん、あっつ‥い‥」
その感覚にもお尻が震える。
「少し、こうしていよう」
ナカに津軽のが入ったまま、ぎゅっと抱き締められた。津軽の心臓の音を聴きながら目を閉じると、触れ合う部分から一つになれるような気がする。
あまりに心地良すぎて意識が霞む。遠くで津軽の「愛してる」って声が聞こえた気がした。




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