*1

クルマイに苛められた後
最初からクライマックス
(静雄の股間が)






「い、ざや」
目の前には絶景‥いや、縛られて悶える臨也がいた。
足を固定され、ソファーに仰向けに転がされている。まるで解剖前のカエルだ。
「んううぅ」
見られないようにと身をよじってるが、まったく無駄だ。
「妹にやられたのか?」
「んぅ」
「兄妹揃ってイかれてんなぁ」
「うぅー」
「あぁ?何言ってるか分かんねぇよ。ココ、すげー」
膣に挿ってるバイブを抜き差しすると仰け反った。
「んんっ!」
「そういやコレってバイブのか?」
さっき貰ったリモコンを出し、スイッチを入れてみる。
「んうっ!‥うぅ…ふっ」
微かな羽音がして臨也の身体が跳ねた。
「もうドロドロじゃねぇか。ていうかこっちもかよ」
よく見たらアナルにもバイブが挿ってる。俺もまだ弄ってねーのに。
試しにこね回すと、ヌチヌチと厭らしい音がする。結構解れてんな。
「ふぅっ…ん‥ぅ…」
「おー、気持ちよさそうだな。それ取ってやるからフェラしろよ」
ギャグ咥えてよだれまみれの姿もそそられるが、俺の息子も限界だ。臨也の体を反転させ、後頭部のベルトを外すとボールからよだれが糸を引いてエロい。
「んぷっ!シズちゃんのバカ!死ね!早く外してよ!!」
取った瞬間からこれかよ。可愛くねーな。いや、可愛いけども。
「うるせー。また嵌めて放置すんぞ。舐めろ」
臨也の体を掴んで俺の腰まで引き上げる。足を棒に固定されてるから尻だけ上に突き出す形だ。ペニスを取り出し口元に押し付けると、渋々舌を差し出した。
亀頭からカリを舐め回して、先端に舌を抜き差しされる。
膝にあたるおっぱいが柔らかくて気持ちいい。乳首を抓ると眉を寄せ、ペニスに熱い息がかかった。
一気に奥まで咥え込まれて強く吸い上げられると限界で、思わず臨也の頭を押し付ける。
「んぐっ…うっ…ん‥っ…」
そのまま奥を2・3度突いて口内に吐き出した。
こくん、と喉が動くのを確認してペニスを引き抜く。
「ぷっ‥はっ、ケホッ…」
「大丈夫か?」
咳き込む臨也を覗き込む。
「うん。シズちゃん、ギュッてしたいから手外して」
まだ萎えないペニスに頬摺りしながら、上目遣いで見られてクラクラした。可愛いな、チクショウ。
「悪かったな。痛いか?」
後ろ手に縛られてる縄を引き千切ると、腕をコキコキ動かして起き上がる。

「シズちゃん、死ねっ!!」
ペニスに思いっきり爪を立ててギュッとされ前屈みになった俺の頭を、足に括り付けてある棒で殴打した。

「いーざぁやーぁ!」
ソファーから転げ落ちる俺を尻目に、足の縄を解いて逃げようとする臨也の足を寸でで捕らえた。
「ぅひゃあ!!!」
「テメェ、いきなり大人しくなったと思ったら…」
「騙されるほうが悪い!ていうか俺、被害者」
「お前がエロいのが悪いんだよ」
「は?悪いって何さ?みんな好き勝手しやがって。いきなり女になった俺の気持ち分かるの?」
泣きそうな顔が予想外すぎてうろたえた。
「それは分かんねぇけどよ。お前は可愛いし、エロいし、とにかく触りてぇんだよ。もしそれでお前が傷ついてたら、すまねぇ」
臨也を見つめて言うと、真っ赤になった臨也が俯いた。
「それ男に戻っても言える?」
「当たり前だろ」
そもそも男同士の時から始まった関係だ。
「そっか」
臨也が寄りかかってきた。
「テメェは難しく考えすぎなんだよ」
「ははは。シズちゃんが単純すぎるんだよ」
「馬鹿だからな」
「うん。でも、それでいい」
しおらしくうなだれる臨也の頭を撫でる。
膣に挿ったままのバイブが視界に入って、萎えたペニスが復活した。…いくらなんでも空気読めなさすぎだろ、俺。

「シズちゃん、あたってる」
「悪い」
「ちゃんと、しよっか」
「いいのか?」
「いいよ。だからシズちゃん、俺だけだよ」
「あ?」
「シズちゃんがエッチするの、俺だけ」
「おう。お前もな。もう他のヤツに見せんなよ」
「うん」




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