『出来損ないの萵苣の話』、やっと完です。うわ、長かったなあ。

今回はあの真緑野郎のお話だったわけですが、ある意味中途半端な終わり方を選びました。萵苣という人間は不器用で、まだ自分のことや他人のことに区切りがついていない、なにもわからない、なにも知らない、落ちこぼれで役立たずだった、彼のような終わり方です。仲間に恵まれたなコイツ。

作中で林檎の意図が詳細に記述されていない点ですが、これから公開する予定も特にありません。あくまで彼女は天才なので、その価値観は伝わりにくいですが、なんとなくでいいから感じて、理解してあげて下さい。彼女はただ一番の幸せを選んだだけ。なのかも?

さて。次は硝子の章……と言いたいことですが、時間軸的には騒禍の章を終わらせてからいきたいところ。硝子の章は騒禍の章よりも後の話なので。

『Not Useful Leaves』にお付き合いいただき、ありがとうございました。次もどうかよろしくお願いいたします。逃げても捕まえるからね!


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