風丸一郎太
『やあかz「ななななな何だその格好!」…いきなり失礼だとは思わないのかな』
「あ…わ、悪い…」しょぼん
『あー、いいよ。私自身この格好には疑問が絶えないから』
「って事は自ら着たわけじゃないってことだよな。安心した」
『君は私を何だと思ってるのかな』
「美人だけど自分に無頓着な苦労人で周りをハラハラさせる」
『やだなー、そんなに周りを不安にさせてる?』
「美人ワードはスルーなのか?」
『え?あぁ、うん、風丸はすごく美人だよ。自信を持っても構わn「何でそうなるんだ!?」…なんなんだい』
「俺が言ってるのは名字のことだよ」
『自分に無頓着な苦労人?そんな自覚はないんだけどな…まぁ明王からも似たようなこと言われてるからあながち間違いじゃあない』
「(美人ワードは完全にシャットアウトか)」
『(そうだ)風丸』
「なんだ?」
『Dolcetto o Scherzetto.』
「聞いたことないな…イタリア語か」
『ご名答』
「トリックオアトリート、でいいのか?」
『ん』
「えっと…」ごそごそ
「…無い、な。ごめん、円堂にあげたのが最後みたいだ」
『いいよ。私が作ったの配りにきただけだからね。はい』
「ありがとう。何か用意しとくよ」
『別にいらないのに』
「しかし貰ってばかりというのもな」
『律儀だね…じゃあいつでもいいよ』
「あぁ、悪いな」
『いや、私がいきなり来たから仕方ないよ』
「そう言ってもらえると助かるよ。あ、」
『うん?』
「これから他の奴のとこにも行くのか?」
『あぁ、まだ明王と修也のとこしか行ってないからね』
「(豪炎寺は手遅れだったか…でもまだ鬼道が残ってる)ほら」ぱさ
『え?』
「せめてそれ着てけよ。ノースリーブは寒いだろ?」
『…前から思っていたけれど』
「ん?」
『…君が一番男らしいと思うよ』
「そうか?」
愛すべき最速の疾風DFへ!
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