世界は君で回っている




「ハニー!!」


俺は愛しいハニーを発見して、ネット張りをほっぽいて走り向かう。
後ろで一緒にネット張りをしていたシャトルが俺が急に離したことで立てた大きな音はもちろん、無視だ。
「くんな!」
愛しいハニーは、綺麗に整えられた眉を寄せる。
うーん……そんな顔もいいっ!!
俺自身のありたっけの気持ちを込めて、ハニーに飛び込む。


゛バシッ゛


俺の顔が当たったのはハニーの柔らかい胸ではなく、固く冷たい体育館の床。
はぅっ………痛い。
痛いけど、

「さすが、ハニーっ!!」

グッと俺は指を立てて、ハニーに向けた。
しかも、ここからのアングルの胸も素敵!
「こ、このドMがっ!!」
ドカッともう一度蹴られた。
ブルマも素敵だっ!!
あ、ちなみに、この学校はブルマじゃない。
ハニーが愛用しているだけね。
「とにかく、とっととシャトル手伝ってこい!」
ほいほーいと返事をして、俺は立ち上がった。
未だ、シャトルはネットが張れていない。
仕方ないなー、シャトルのやつ。
俺がいないと、なんにも出来ないなんて情けない、情けなさすぎる!!
シャトルの方に向かい始めてから、あっ!!と大事なことを忘れていたことに気付く。
パッと振り向いて、頬を指差しながら聞いた。
「ハニー!ほっぺにキスは?」
「ないわ!!!」
即答で怒鳴られ、思わず笑みが溢れる。
それでこそ、ハニー!


世界は君で回っている
(君は素敵すぎ!)




先日見た難波のキャラクターイメージから突発的に書きたくなったお話。

ちなみに、難波採用されちゃったみたいです。
本名は難波太郎。
私好みのイケメンですv
でも、この話の中だとただの変態ですよね←
まぁ、クレオパトラおんりーの設定ということで!




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