ハート泥棒



俺のハートは皆のものさ、なんて思ってた。

いや、思ってたんじゃない。実際にそうだ。

「やぁレディ。今日も可愛いね」

そうやって笑顔をふりまけば俺に夢中にならない奴なんていないんだ、と思っていたよ。
でも彼女は違う。

「え?あんたの目節穴なの?」

「おや、酷いね。そんなことないよ?」

「いやいや。てかそういうのやめない?寒気がするわ」

いつもこんな調子で。
おかしいな…何がいけないんだろう。

「もっと普通にしてくれればいいのに」

「普通ねぇ」


まわりにほかにも沢山のレディがいるっていうのに、なんで俺はこの子を夢中にさせるために頑張ってるんだ?

おかしいな

「よくわからないけど、キミが言うなら頑張ってみようかな?」

「?うん。」





――みんなのハートは、いつのまにかキミに盗まれていたのさ




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なんぞこれ(^p^)
ごめんなさい。AKBの大好きな曲をネタにしてかきたくてww
ハートが盗まれたってフレーズが大好きなんですあの曲。


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