Mなんか大嫌い!



※まぁ様がとても残念なM。
(いろいろ酷いので読んでからの苦情は受けません。)









困っている。

私は非常に困っている。

「名前。頼む、俺を踏んでくれ!」
「…はぁ?」

なぜ困ってるかって?
それは



恋人がドMだからだ!

「うるさいからあっち行っててよ」

そう言ってべしっと叩くと

「良い殴りっぷりだ…!さあもっと!」

とかって喜ばれたり。

面倒くさいったらありゃしない。

そういって友達にそうだんしたら『Mなんて大嫌い!っていってやったら?』と言われました。

なので、今日こそははっきり言ってやろうと思うのです。


「あのさぁ、真斗」
「なんだ、名前」

私の呼びかけに、真斗が床から顔を上げた。

「言いたいことがあったの。」
「なんだ」

「わたしさ、はっきり言ってMな人ってだいっ嫌いなの。」
「え…」
「だからさ、そういうのやめてくれない?気持ち悪い」

真斗が驚いた顔で私を見た。

気持ち悪いは言い過ぎか。

「あ、ごめん。あの…だから普通にしててほしいなt「…名前様!」
「は?」

と思ったが逆効果だったようだ。

「もっと酷く罵ってくれてかまわない…!なんてすばらしい響きなんだ…!あぁ…もっと罵ってくれ」
「…」

ダメだこいつ。
私、なんか頭痛くなってきたよ。

「なんかムカついてきた!」

私は椅子から立ち上がると、真斗の頭を思いっきり踏んづけてやった。



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…ドMなプリンスさまもおいしいのではないかと思ってかいてみた。
勢いで書いたのでいろいろスミマセン。

ネタは確かに恋だった様より。





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