鼻から牛乳。
※キャラ崩壊注意
「真斗…」
「煩い。黙れ」
「ごめんなさいってば」
真斗は相当怒っている。
しばらく口も聞いてくれそうにない。
なぜ、こんなに怒っているかって?
「もう無理矢理飲ませたりしないから許してよ」
私が、真斗があまりにも可愛くないから、とちょっといじめるつもりで牛乳を無理矢理飲ませたせい。
よっぽど嫌いだったみたい。
一応飲み込みはしたけど、そこからずっとこんな感じだ。
「ホントにごめんなさい。何でもするから許して」
「…何でも…?」
「!」
何でも、という言葉を言った瞬間。
まわりの空気が一瞬凍った気がした。
真斗はどす黒い笑みをたたえて私をみていた。
「あ!痛いのはなしね、あと恥ずかしいの!」
「そうだな…」
私の話など全くきいてない様子だ。
あぁ、怖い。
こんな怖くて楽しそうな真斗は見たことがないわ。
「ほら、飲め」
「え?」
そう思ってびくびくしていると目の前に、牛乳の瓶が突き出された。
牛乳を飲めって?
「飲めばいいの?これを」
「いや。違う。ただあやまられるだけでは面白くないと思ってな…それを飲んで鼻から牛乳を出しながらあやまったら許してやることにした」
「!」
いや、そんな楽しそうに言われましても。
「ほら、はやくしろ」
「!無理!ごめんなさい!」
とりあえず、数時間土下座して許して貰いました。
(これにこりたら、もう俺にいたずらや嫌がらせはしないことだ)
(はい…すみません…)
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お題、「鼻から牛乳出して謝ったら許してあげる」でした。
確かにSな人は好きって言ったけどそれは何か違います5題、あと2つです^^
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