クッキングTime!



今日は、ふと思いついて珍しくキッチンに立ってみた。

でも…

「あぁっ!大変」

やってしまった。
これは大失敗

「名前ちゃん。どうしたんですかぁ」
「那月くん…」

失敗してしまった。
せっかく頑張ってお菓子を作ってみたのだけど…

「あのね、那月に食べてもらいたくてケーキを焼いてみたの」

見た目はいいのに、味が大変なことに。
おいしくなぁれ、と色々なものを混ぜたのが悪かったらしい

「失敗しちゃった」
「どうして?こんなに美味しそうなのに」

那月くんが失敗ケーキをぱくっと口にいれて食べてしまう

「美味しいですよ?」
「えっ、ホントに!?」
「はい!」

那月くんは満足そうに笑う。

なんだ、失敗じゃなかったんだ!と私は安心した

「今度は一緒に作りましょうね!」
「え、いいの?やったぁ」


それから、私は那月くんと一緒によく料理を作るようになった。

たまに、翔くんにもおすそ分けしようと持っていくことがあるけど凄い勢いで否定される。

そんなに遠慮しなくてもいいのになぁ


「こんなに美味しいのに、遠慮しなくてもいいのにね?」
「ねぇ」


そんな二人を翔は真っ青な顔で見つめていた



(まさか…彼女まで味音痴なんて…恐ろしすぎる。まぁ、楽しそうだからいいか…)



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彼女も味音痴だったら楽しいかなぁ、と思って書いてみた。
翔ちゃんがちょっと可哀想かもw

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