お昼寝日和



暇だ

暇で暇で仕方ない

いい天気だな

空を見上げてその場にこしかける。

なんだか眠い。

このままお昼寝タイムにしようかなぁ…。
やることないし

…そんなことを考えて、こてんとその場に寝転がる。

すると、遠くのほうからこちらに近づいてくる足音と私を呼ぶ声。

「…ちゃん…名前ちゃん?」
「!」

私はびっくりして思わず飛び起きた。

「!…あぁ、やっぱりここにいたんですね」
「那月くん」

相手の顔をみてさらに驚く。

「どうしてここに?」
「あなたに会いたかったからです」

那月くんはにっこり笑うと、私のとなりに座った

「眠そうですね」
「うん。今昼寝しようと思ってたんだ。」

私はおおきな欠伸をする

「へえ、そうなんですか」


『たしかに、お昼寝にはちょうど良いかもしれません』と那月くんがほほえむ。
そして、ふいにぐいっと腕をひっぱられた。

「!那月くん!?」
「そんなに眠いなら寝てしまえばいいじゃないですか」

気づいたら、私の体はかたむき、したには柔らかな感触が

…ひ…膝枕?!

「あれぇ?顔が赤いですよ?…可愛い」
「!」

よしよしと頭をなでられる
「さあ、目を閉じて」
「…緊張して逆に眠れないよー!」

そういいつつも、頭をなでられるときもちよくて、だんだんうとうとしてきた。




「……ん…」
「…眠りましたか?…ふふ。可愛い寝顔です」

可愛くて、ずっと見ていてもあきない位

おやすみなさい、僕の天使


あなたも、その寝顔も今だけは僕のもの




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