不幸求めて最後は | ナノ


※裏

思うんだよね、不幸、不幸なんだ自分は。とか言い出す人とか、不幸ですか?と聞く人が何故多いのかって。
というか不幸なんて自分が決めることなのであろうか。相手が決めることなのであろうか。否、全く違う。不幸とかではなくて、幸福の道のりに過ぎないとか。自分だけに悪いことが起きるとか。
それが不幸だと言うのだろうか。それに、悪いこととは何だ。悪いとは自分が思わない限りそれは悪いとは言えない。そして、不幸とは思わない限りそれは不幸とも言えない。
これが大事なんじゃないかな。だから静ちゃん。今の状況は不幸じゃないよ。
静ちゃんの頭一つで考え方が変わる。
喘いでいる自分や俺に乳首やペニスを弄ばれていて喜んで勃起している自分を考えてみてよ。

「んあっ、糞、臨也ぁ…」
嗚呼もう、俺に弄ばれている静ちゃんが愉快で滑稽で。もっと、それ以上のことをしたくなって、

「、四つん這いになってよ静ちゃん。」

静ちゃんが、まだ誰にも掘られていないことを心の中で少しだけ期待すれば、まだ全く慣らされていないひくひくしているアナルに、静ちゃんの先走りで濡らした人差し指を優しく引き込まれていくように入れる。
「い、たい。む、りだ!」
優しく傷付けないように入れている筈なのに、痛いとか無理という発言が聞こえる。これでも優しくしているのだが。
「少し我慢してよ。慣らさないとキツいのは静ちゃんだよ、ほら緩めて」
俺優しくない?ヤバくない。もうこれは皆、情報屋の折原臨也を崇めるしかないよね。
それは置いといて。
「ん、緩めてとか、簡単じゃ、ねえよ!」
息が荒い静ちゃんも可愛いなと思う。
今すぐ中に挿入したいところなのだが、相手が辛い以上もう少し慣らして上げようと思う。

中指と薬指を先程と同じ様に濡らして同時に入れる。
「んや、きっ、つい…む」
五月蝿いなあ、そろそろ挿入しちゃうか。焦らしプレイは嫌いだからね。

「静ちゃん、入れるよ」
ズブズブと肉があまりない引き締まっている尻の穴に自らのペニスを押し付ける。まだ、抗うのか、静ちゃんのアナルは異物を入れさせまいと押し戻してくる。ちょ、静ちゃん!キツいよ俺が。静ちゃんのアナルに依って俺のペニスが、大事な武器が。潰れるって!
そんなことを考えながら、静ちゃんの乳首やらペニスに刺激を与える。
すると、アナルが緩まったのか入り易くなった。

「静ちゃん、えっろーい。敏感静ちゃん♪」
緩くなって入る処まで入ったので、大分楽になったので、挑発をしてみる。
優しいだけが俺じゃないからね。

「臨也ー、後で殺す絶対ーころっ、ひあっ」
静雄が言う前に臨也が腰を動かす。
「ほらほら静ちゃん。始まったばかりだよ。」

「んやっ…くそっ、」
段々と素早くなるピストンに合わせて、高く大きな声を出す静ちゃん。
可愛いな、全く。
「んあ、ああぁぁああ!」

あれ、早漏だったのか静ちゃん。敏感と言えば良い意味になるのかな。まあ、良いか。
新たな静ちゃん情報を更新出来た臨也を止める人はいなかった。

不幸求めて最後は /0223
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