オッサン部屋 | ナノ
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▼ 鷹と翠と緑と幽霊姫D+赤

ある日突然彼女が赤髪とゴースト娘と妙な力について話をしていた。

「…だからな。その力をもっと磨けばいろんな事がお前にとってより有利になるかもしれねぇっていう話なんだよ」
「ああそうだな。アタシもそう思うよ」
「…そうなのか。知らなかったよ。あたしがその力を使いこなせるようになったら勝負をしたときロロノアにもシャンクスにも…ミホークにも勝てるようになる??」
「アハハッ!使いようじゃねーのか??赤髪はどう思うんだよ?」
「うん。あのルフィの仲間の剣士には効くかもしれねぇが…俺は果たして…クックック…どうだろうなぁ?そして鷹の目は…ウックック…どうなるだろうなぁ??」
「シャンクス、あたしそれ試してみたい。ねえ、今から教えて!」
「そうか。…うん。楽しくなりそうだからやってみるか!」
「おお、いいねいいね。アタシも手伝ってやるよ」
「…。…おい赤髪。ゴースト娘。…お前等一体何について話をしておるのだ?覇気ならばそいつはすでに武装色は習得しているぞ?」
「鷹の目はあっち行ってろよ。これは俺たちだけでこっそり行わせてもらうからな♪」
「ホロホロホロ。そうだ鷹の目。お前には秘密だ」
「こっそり…。秘密…。お前等一体何をする気だ!!!!」
「うっわ!無暗に覇気ぶつけてくんなよ!別にこの子を取って食おうってわけじゃねえんだから放っとけ。…ほら。そこに暇そうにしてるルフィの仲間剣士がいるじゃねえか。あいつに稽古でもしてやれや」
「…何だよ。俺も蚊帳の外なのかよ…」
「…………。仕方なし。…ロロノア…来い。……みっちり剣技を叩きこんでやるから……覚悟しろ」
「…お、おお。ありがてぇが何だか嫌な結末しか予測できねぇな……クソ…」

・・・

「何これ?武器??」
「馬鹿!ビューラーだ!やっぱり知らねーのかよ!コレはだな!こうやってまつ毛を…」
「やめてよ!!目潰ししてくるだなんてやっぱり武器じゃん!!!!って熱っっ!!シャンクスは頭に何してんの!!??」
「ホットカーラーだ。ホーラ、こうやってクルクル髪を巻いたらカワイくなるだろ??」
「カワイイとかって!!何でそうなる必要があんのよ!!意味わかんない!」
「お前なー。せっかく女に産まれたんだから女子力≠もっと磨けよー。前アタシの服着ていいね♪って喜んでたじゃんかー。それプラスお化粧、だ!肌見せて艶やかにしてたら男に油断が生まれるんだよ」
「そうそう。んでもってチラッと色気なんか見せられた日にはなぁ〜。男はあっさりヤラれちまうのよ。いいか?潤み目も効果あるぞ!泣きそうな目で『終船なくなっちゃったどうしよう…』って言ってみろ」
「ハァ?!何でそんな意味の分からない気弱そうな発言しなきゃなんないの!?声に出す事すら耐えられないよ!」
「教えてやる!!コレはなぁ!女子が色々な事で勝つための敢えての弱さ≠ネんだ!女だけにしか使えねぇある意味最強の武器なんだよ!……そう。男は誰しも頭じゃそうわかっているんだ…。でもどういうわけか何回も……俺はソレに騙されるんだよなァ………ハァ〜…」
「…赤髪。…あんたも何だかんだで……普通の男の部分もあるんだな…」
「ウギャアアアアアアーーーー!」
「あ…。ロロノアの悲鳴が聞こえる…。いいなぁ。どんな修行やってんだろ…。ねえシャンクス!もうコレ止めたい!あたしには必要ないよ」
「えー!ツマラナイなぁー!!オジサン、変身させたお前を目にした鷹の目の反応が見たかったのになー♪」
「アタシも見てーなー♪」
「ヌオワァアアアアーー!!」
「うるさいよ二人とも。ミホークがそんなあたしを見たってきっと何の反応も示さないって。あたしの裸見ても無反応な奴なんだから」
「えぇええええ!!!!」
「おー、そうだったな。ホロホロホロ」
「ギィエエエエエエーーー!!」
「んなッ!!!!…マジかよあの野郎。お父さんだって娘の裸には動揺するぞッッ!!有り得ねェ!!あいつは修行僧か!??」
「アアァアアアァアアアー!!お前等俺を助けろォオオオー!!!!」
「待てロロノア。まだ 終わってなど い な い ぞ」


…とりあえず、当面は楽しそうにしてたあいつ等を思い出すと苛々するからロロノアを甚振ることで憂さ晴らしする。


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