船長とベポがまだ喧嘩してる
ゲッホ！！！ウェーーッホ！！
「…船長〜。ベポの風邪、まだ治らないみたいッスよ？？喧嘩してたとしても注射や薬の処方くらいしてやったら…えー…どうなんすか？？」
「……なら隔離だな」
「ヒエー！（診る気なし！！）」
「……他のクルーにうつったら困るからな…。…船底の…ほとんど誰も通らねぇ廊下の先に薄暗い部屋があっただろ？そこへ入れておけ」
「ヒエー！！（鬼畜！！鬼畜の所業！！）」
そこへ現れたのは船長の密かな思い人。
「ウオッホン！！ゲホゲホケホケホ…。うそ…。私も風邪ひいたのかなぁ？？…え！？？ベポ、隔離部屋送りなの？？！！…なら…私も行った方が……いいよね…。迷惑かけちゃいけないし…」
「ぞうなの！？…なら一緒に行ぐしがないねぇ。じゃあ、トランプでもじようね」
「そうだね…ゴホンゴホン…！！多分何もできることもないもんね」
「トランプしでさー、ゲッホンゴッホン！おしゃべりもだくさんじようねぇ〜」
「あ、そうだ！コホケホ。ならさ、毛を梳いてあげるよ〜。ベポ表面積が広いから時間かかるし。ちょっと待って！ブラシ取って来る〜」
「はーい♪やっだぁ！」
「ヒエー！！！（そんな会話今しないでッ！！ああ！！あああッッ！！船長からまた禍々しいオーラがァアアア！）」
もしかしたら関係修復なんて不可能ではないだろうかと皆が思った。
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