超短編!〜平成 | ナノ
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ログログの実ABC

Aミホーク

「こんにちはー。相変わらずじめっとした嫌な土地に住んでますね、失礼いたします」
「よく来たな」
「なんで私がここに来なきゃいけないんですかねー。七武海なんだから召集には素直に応じていただきたいんですけどねー。はい、これが次回作戦における指示書です」
「まあいいではないか。かつて口付けて唾液を受け取りあった仲であろう?」
「ヒィイイ!!その言い方本当に気持ち悪いですやめてください。私は綿棒採取で済むって言ってるのに聞かないから…。もう、男ってみんな同じ発想なんですか!?もうメンドクサイー!!はい。あと、頼まれていたパンです。…なんでパンが欲しいなんて言ってきたんですか?」
「居候のうるさいのがベーグルとやらをやたら欲しがってな。ついでだからぬしに買ってきてもらったというわけだ」
「はー。もう私ミホークさんのパシリですね最早。ハァ。もうあなたのログ情報をこの身体から抹消して楽に…」
「まあいいではないか。抹消なんかしてみろ。その際にはより濃い俺の遺伝情報をぬしに…」
「さようならー!!!!!」



Bハンコック

「どうもどうも、相変わらずお美しいですねこんにちは。ただの一般海兵ですが、失礼します」
「なんじゃお主は。貧相な顔をしておるな」
「ひゃー。いきなり酷い言われようです。けれど許してしまえる美貌ですね。羨ましいとしか言いようがありません。そして突然ですが、元帥の命令により蛇姫様の位置情報を今後把握させていただくためにもちょこっと遺伝子情報をいただきたいのです」
「ハ!?お、お主…わらわのい、遺伝子情報を欲すると今言ったのか??…そ、それは俗に言う…プロポーズ!?お主は女子であろうッッ?!わらわは女ぞ!」
「はいはいはいはい。違います違いますええ全くそういうのじゃありません。単純な七武海としての義務です。海軍への忠誠を示すその一端です。綿棒一本で終わりますからね!」
「そうか…。世には百合≠ニいうものが存在すると聞いておった。…これがまさしく…」
「聞いてます!?え!?七武海って皆そうなの!?どうして皆さん揃いも揃って人の話を聞かないの!?自由すぎて笑っちゃうわ!!」
「…よくよく見てみればお主、まあまあ愛嬌のある顔をしておるな」
「ヒィイイーー!!その眼差しは何なんですか!?私はノーマルですからね!!聞いてください!!もう一回言いますよ!私はノーマル!」
「サロメに似ておる」
「ハァアア!!??サロメってその大蛇ッスよね!?蛇に似てるって……あぁあああーー!!!意味わかんない意味わかんないしそれに私は人間だーーーー」



Cドフラミンゴ

「どうもどうも、失礼…しました。ええ、では扉を閉めさせていただきます。どうやら部屋を間違えたようです」
「フッフッフ。まあ待て間違ってはいねぇ。俺の遺伝子情報とやらが欲しいんだろう?せっかくお前が来るのを待ってやっていたのにすぐ帰るとはどういうことだ?」
「いえいえいえいえ。あなたは何と言うか、もう、私が情報を記憶しなくても多分どこにいるのかすぐにわかるだろうという判断です。そんな色したモサモサコート着ている人はこの世に二人といませんからきっとすぐに目撃情報が出てきますよ!(クッソ!元帥!絶対殺されそうだからこいつの相手だけはしたくないってずっと言ってたのにどうしてこんな事になってるんだよ畜生!謀りやがって!!)」
「フッフッフ。つまんねぇこと言いやがる。俺は世界を飛び回っているからナァ。情報を摂取しておいて損はねえぞ?ん?というわけで…さあ、ヤろう」
「やだやだやだやだ。冗談がすぎますってねぇ七武海って本当に人の話を聞きませんよねもう4人目ですから大して驚きませんけどねでも少しは期待してたんですけどねやっぱり無理でしたねってあああああーーーー!!糸で引き寄せるなァアアアア!!」
「まあ落ち着け。俺は慣れている」
「私は慣れてません!!!!!!」
「そうか。なら止めよう。…無理やりするのは俺のスタイルじゃねえ」
「え!!マジっすか!驚きです。お、大人ですね」
「…だからシたくなるまでお前の側にいてやろう」
「ウギャアアアア!!いらないいらないそんな優しさいらないぃいいーー!!というか綿棒一本で済むんですってどうしてそういう発想するの男って?!!」
「フッフッフ。さあて、何日かかるか…」
「ヒィイイイ!!元帥ィイイーーーー!!」

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