超短編!〜平成 | ナノ
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -
ログログの実@

「どーも、初めましてこんにちは。大将でも中将でも少将でも大佐でもない一般海兵ですが、失礼いたします」
「…なんだこの弱そうでしかねえ女は」
「ああ、こやつはログログの実≠フ能力者でな。記憶した人間の居場所を特定できる力を持っておるのじゃよ。人間ログポースじゃな。今回新しく七武海となったお主の情報を早速記憶させてやろうと思ったのじゃ」
「…断れねえってやつか」
「そうじゃ。義務となっておる」
「すいませんが、そういうことなんでよろしくお願いします」
「…どうやって記憶≠ニやらをするんだ?」
「あなたの遺伝子情報をいただきます。それを身体に取り込めばOKです」
「…な」
「…ですので、あ…」
「テメェと寝ろという事か?」
「いえいえいえいえ。そういうのは必要ありませんししたくもありませんし、どうしてそういう発想になるのかが不思議でたまりません」
「…仕方ねえ。…おい、空き部屋はあるのか?」
「話し聞いてる?!お耳遠いの??アンタ若そうなのに難聴!?それともワザと!?するわけねーだろ!」
「…そうか。じゃあ、簡単にキスで済ますか…ホラ」
「ヒィイイ!この人危ない危ない危なすぎるーーー!ちょこっと汗や唾液を綿棒で取らせてもらう程度でいいんですって!!私はそれを皮膚に当てりゃ済むんですよ!簡単なんです!!」
「キスなら道具もいらなくて手っ取り早いだろうが」
「いやいやいやいや、綿棒一本で済ます方が健全且つお互い精神的ダメージなく終わりますから!ああああ!立ち上がるなこっち来るなぁーーーー!!」
「ホッホッホ。さっさと済ませて無事帰ってくるんじゃぞ」
「元帥は去って行くなーーー!!」


で、ヤラれちゃう。


prev index next