明日へ翔ける | ナノ
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プロローグ
その大地は、冷たくて、熱かった。








「あの…トラ男さん。私あなたに同行する必要ってある??何か施設をスパッと破壊するだけ、よね??一人で充分なんじゃ…」
「いればとりあえず何らかの役には立つだろ。お前、無能なのか?」
「そんなこと…。多分、少しくらいは!……あれ?人の気配…」
「ウグッ!!グハッッ」
「えー!!??トラ男さん!!どうしたの!!??」
「…何でお前がいるんだ…よ…!!ヴェルゴ!!」
「…だだ、誰?!」
「大きくなったな、ロー」
「…グ…。おいお前…、悪ぃが想定外のことが起こった…。ここから逃…ガァアアッ!」
「大丈夫!!?あの人知り合い…じゃなくて敵なの??敵なんだね!!」
「待て…、お前…!!行くんじゃ……ァアアッッ!!」
「おおっと。…元気な小娘だ。麦わらの仲間か?」
「…ク…ソ……そいつを離せヴェルゴ!!!」
「…ううう。ごめんトラ男さん……失敗しちゃった……」


翔けた先で
万事休す…