mitei 【藤倉くん】ダイアログ集 | ナノ


▼ レベルアップしてる話

「ねむい」

「俺の膝、使う?」

「ゲームし過ぎた」

「澤くんのスルースキルが上がった」

「授業起きてられたの奇跡だった」

「頑張ったねぇ」

「寝不足は自分のせいだからな」

「もっとてきとーでいいのに。そこもいいとこだけどさぁ」

「…もっと適当に、かぁ。そっくりそのままお前に返すよ」

「…そ、れは、遠回しに俺の真面目なところを愛してくれてるという、」

「何でもかんでも頑張っちゃうのはお前だろ。勉強とか運動とか、それ以外もさ」

「澤くんのスルースキルがまたレベルアップした」

「まぁ元々お前の要領がいいのかもしんないけどさ。…たまに、頑張り過ぎなんじゃないのかなぁって、勝手に思っちゃうときあるんだよな」

「どの口が言うんだか…」

「この口が言っています」

「…塞いであげようか」

「珍しく暴力的な藤倉」

「そういう意味じゃあないんだけどなぁ」

「ガムテープとか貼られるのかと」

「そんなことするワケ…というか出来るワケないじゃん」

「じゃあ手?」

「さぁ?どうでしょう」

「何か楽しそう?」

「そう見える?」

「ちょっと」

「ふふっ、澤くん眠いんだっけ。じゃあこのまんま俺の家来る?」

「何でそうなる」

「俺のベッド気に入ってるみたいだから、ちょっと寝てったらどうかなぁと」

「自分の家に帰る方が早いよ。あと気に入ってるとか言った覚えは…あったっけ?」

「ふふふっ」

「え、覚えてない」

「じゃあ確かめに」

「行かない。帰る」

「ちぇーっ」

「可愛くないぞ」

「ダメかぁ」

「また今度な」

「えっ」

「ゲームしよ。持ってくから」

「澤くんの攻撃力が…上がった…」

「何言ってんだか」

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