mitei オセロなふたり | ナノ


▼ とても長い登場人物紹介

黒弥くん
平凡な高校三年生。柔道部所属。
黒髪短髪で身長も平均やや下くらい。
本人は自覚していないがとてもお人好しで、頼まれたことは物凄く嫌じゃなければ大体引き受ける。普段特に我は強くないが、一本芯が通っており自己主張はすべき時にちゃんとするタイプ。高校二年生の時に近所にすごい美人が引っ越してきて、年上かなと思っていたら後輩でちょっとびっくりした。
白羽のことは嫌いではないし、優しい奴だし、仲良くなりたいと思っているが自分は嫌われているんだろうなとも思っている。その為自分からはあまり彼に近寄らないようにしているが、部活が同じせいか登下校の時間が被るので一緒に通学することに。高校を卒業したら遠い大学に進学して一人暮らししようと思っている。
お昼休みの郵便屋さんのお仕事がある日ぱったりなくなって一安心したものの、何かと用事があると白羽が自分の教室に来るようになってちょっとびっくりしている。教室の皆もはじめはびっくりしたが、もう慣れたらしい。
白羽が自分以外に普通に笑いかけているところを見て、ちょっと胸が痛んだ気がしたので整形外科に行ったが肋骨に異常はなかった。
焼きそばパンが好きだが、白羽の家の玉子焼きも好き。



白羽くん
数ヶ月で初恋を見事に拗らせた高校二年生。柔道部所属。
身長は平均より高く、バスケ部にも勧誘されたが柔道部一択。本当は部活に入るつもりはなかった。高校一年生の秋頃に現在の学校に転入し、何やかんやで馴染んでいる。つっけんどんな性格ながら裏表が(基本は)なく、友情愛情問わず彼を慕うものは多い。携帯電話での連絡先を聞かれても「持っていない」と返されるので手紙によるアプローチが激増した。スマホは持っているが、黒弥の連絡以外は通知オフ。
黒弥のことをたまに「クロ」と呼ぶ。彼のことは初め認識しているかも怪しかったが、その底抜けのお人好しさと裏腹な芯の強さに次第に(というか割とすぐ)落ちてしまった。今では立派なツンデレと化している残念な美形。
両親が仕事で忙しいことが多いため、よく家で料理をする。そして作りすぎる。そして持っていく。得意料理は玉子焼き。黒弥の前ではどんなカオをしていいのか分からないため結果普段より塩対応になってしまうが、クラスメイトは分かっているらしい。
顔がすぐ赤くなるのが悩み。
黒弥に怪我をさせた生徒に掴みかかったことで停学処分になりかけたことがある。完治した今でも、彼の怪我は自分のせいだと責任を感じている節があるが黒弥は知らない。多分。
当面の目標は黒弥にちゃんと優しくすること。
彼の一人暮らし計画も部屋のパンフレットを見て知っている。逃がすわけないだろ。



野次馬ども(クラスメイトの皆さん)
白羽と先輩のやり取りをもう何度も見せられて色々と理解した猛者たち。おもしろがりながらも、ちゃんと白羽のことを応援している。
だがもし白羽と先輩が対立したら多分あのお人好しの先輩の味方につく。白羽がんばれ。

「先輩かわいそうー」の人
ネイルが趣味でよく生活指導に怒られる。でも器用だなと褒められるので嬉しい。

「白羽ぁー!そんなんじゃ先輩振り向いてくんねぇぞー」の人
バスケ部。バスケボールを片手で持てるくらい手が大きい。声も大きい。

「ツンの割合がでけぇんだよ、もっとデレろ!」の人
眼鏡だが成績は平均より下。違う学校に彼女がいる。ツンデレなら俺に任せろ。

「顔赤ぇーぞぉ!先輩の前でもその顔しろよなぁ、あの人多分押しに弱いぞー」の人
柔道部ではないが黒弥を密かに尊敬している。でも押しに弱そうで心配。白羽を応援している。

「もっと素直に優しくしたらいいと思うよ、白羽くん」のひと
最近銀髪の不良さんと一緒にいるところをよく目撃されている。そのせいか、恋愛の情緒が育ちつつあるとかないとか。

銀髪の不良さん
実はいた。最近こういう賑やかなのもそれほど苦手ではなくなったらしい。窓際の席で、恋人を家に呼ぶ口実を考えている。ピアノが得意。

白羽の母と黒弥の母
めっちゃ仲良し。二人で旅行にも行く。実は前から友達だったらしい。今度家族同士での旅行を計画しているとかいないとか。

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