mitei オセロなふたり | ナノ


▼ 解説を兼ねた登場人物たちの諸々紹介

黒弥くん
自分だけが変に意識してるの恥ずかしいな、と思ってる先輩。パンツがボクサー派であることがたまたま白羽に知られた。本人はそこは気にしていない。
一応筋肉は人並み以上にあるつもりだが、白羽の身体を見る度に筋トレのメニューを増やそうと思っている。アイスはイチゴ味を選んだ。
ここ最近は(白羽の努力もあり)白羽にそれほど嫌われていないのでは?という自信をつけつつある。よかったね。しかし洗濯を干す時、白羽がまた目を合わせてくれなくなって不思議に思った。しろあんを甘やかしがち。

白羽くん
意識してるどころじゃない後輩。先輩がやはりボクサーだったことを知った。前回に引き続き、未だにちょくちょくテンパッている。風呂上がりにはまた一週回って冷静さを取り戻した。湯船に浸かるかは数分悩んだ末、結局浸かった。いやあの、お湯もったいないし。水道代とか。ね。黒弥くんがボクサー派であることは実は部室での着替えで何となく知っていたが、本物の布を手にするとは思わなかった。数秒フリーズした後しろあんに促され、ちゃんと洗濯機に戻した。
アイスは黒弥くんがイチゴ味を選ぶことを見守ってからチョコ味を選んだ。黒弥くんが上半身裸で出てきたら色々本当にマジでどうしようかと思っていたが、見たらちゃんと服を着ていてちょっと安心した。単純に風邪を引かないかも心配していた。安定の部屋着のダサさすら愛しくて感謝した。自分が着たいかは別として。
黒弥くんの顔を見れるまでに大分時間がかかったが、髪の感触も楽しんでいたことは秘密らしい。な、しろあん。

しろあん
偶然ご主人のパンツを拾って動揺していた白羽の膝に乗り、無意識にいつもよりマッサージしてくれる感触を楽しんでいた。二人とも表情豊かで楽しいらしい。もうお前ら好きにしろよ。と思っているかは知らない。おやつはもらえたが、アイスはもらえなかった。食べ過ぎじゃないもん。ご主人を見る時の白羽くんの表情が好き。かもしれない。タオル越しの顔がおもしろかったらしい。とてももちもちしている。

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