ときめき注意 10000hitリクエスト作品 文哉様へ 理事長室に呼ばれて扉を開けるとそこは…未知の空間でした どうやら私は入る部屋を間違えたようだ。そう思うことにして扉を閉めようとすると腕を捕まれた 「私に触れないで下さい。」 「あれですね!ガ○ダムですか」 「……」 駄目だこの人早くなんとかしないと… 取り敢えずにこやかに掴まれている腕が地味に痛い そしてこの未知の空間には入りたくない 「離してください」 「それは無理です。…で、私と話しをしませんか?」 「私は話すことないので」 早く離してくれと内心思いながら地味に腕を捻ったりしているがびくともしない するとぐいぐいと理事長室の中へと引かれて行ってしまった 「なっ、」 「名前がいつになっても返事をくれないので私も待ちくたびれましてね」 「だからっ、断りましたよ!」 「あれでしょう?ツンデレというやつですよね」 「違います」 この人と話すと疲れる。非常に疲れる もう何回も好きだ好きだと言われ続けていい加減うんざりしてきた…こんな冗談に付き合ってられない 「で。これを着てくれませんか」 「いきなりなんですかそれ…」 「セーラー服です☆」 「もう駄目だこの人」 「なぜですか、萌ですよ」 「いや意味解りませんから」 すると理事長がすっ、と手を胸らへんまで持ち上げる。そして… 「アインス ツヴァイ ドライ」 パチン、と指を鳴らすとポンッ☆と可愛らしい効果音とともに私の服がセーラー服なってしまった 「…な、にしてるんですかああああ!」 「いやーお似合いですよっ」 「っ、…はー…もういいです。って……わっ、!」 ストンとソファーに座らされて肩に腕を回される 近い近い異様に近い 「好きですよ、名前」 「…無駄にいい声で囁かないで下さい」 「照れてしまいました?」 「理事長って本当にいい性格してますよね」 絶対に少しときめいただなんて言ってやるものかっ! END...menu |