○月×日
テストがやっと終わった。眠かった。
学校の帰り、仗助くんと苗字先生を見かけた。先生に声をかけられたけど仗助くんに気を遣ってそのまま帰った。
夕飯はカレーだった。おいしかった。
○月△日
テストが返ってきた。由花子さんにはとても見せられないので捨てた。母さんには正直に言おうと思う。
テストを返してくれるとき苗字先生が僕を哀れんでるっぽい目で見た。悲しい。
頑張らなきゃなと思った。
○月□日
苗字先生が補講をやってくれるというので、由花子さんに監禁されるより先に頼もうと思った。補講は明日から。仗助くんにも声をかけよう。
○月○日
仗助くんにも声をかけて、あと億泰くんもヒマだって言うので、あと由花子さんが怖い顔をしていたので結局四人で補講を受けた。苗字先生がつまづかずに教壇に登ったのを初めて見た。
帰りに校門の前に露伴先生がいたから何をしてるのか聞くと怒られた。
○月■日
間田くんと露伴先生のうちへ行ったら苗字先生がいた。
間田くんにはしっかり口止めをしておいた。
□月○日
今日は苗字先生と色んな話をした。
先生が前にいた東京の学校の事とか。
ピンクダークの少年を読んだ事がないと言っていたので貸してあげる事になった。露伴先生に何かおごってもらおうと思う。