「総悟ぉー」

「……」

「ね、総悟ってば。起きてるんでしょ?」

「……」

「…ねぇ、そーちゃんってば早く起き…」

「誰がそーちゃんでィ」

「あ、やっぱ起きてた」



縁側で寝転がって居眠りをしていた総悟の肩をぽんぽんと叩き、声を掛ければ

総悟はお馴染みの赤い変なアイマスクを無造作に額の上までずらし、寝ぼけ半分の目がのぞかせた

とたんにそれが驚いたように少しだけ見開かれる



「…それ、」

「どう?さっき松平様から正式にもらったの」



そう言ってさっそく着替えた新しい隊服を総悟に見せ付けるように、その場でくるくる回ってみせた



「どう?カッコいいでしょ?」

「…いやそれ、普通の隊士達と同じのだろィ。それよりかは隊長格(おれら)のやつのほうがずっとマシでさァ」

「う、確かにそのスカーフは憧れるけどさ…!でもほらっ、こーやって刀を提げてるとすごく様になるでしょ?」

「その格好だといつもより短足が目立ちまさァ」

「!うぐ…っ」



それは確かに薄々気付いてたけども!そんなはっきり言わなくたっていいじゃないか…!

内心ショックを隠し切れずにいると、総悟が「そういえばよぉー」と思い出したように手を打つ



「何か前に近藤さんが色々女用の隊服の候補、出してなかったっけ?」

「…あぁ、あのミニスカートのやつとか?」

「そうそう。お前も一応性別上は女なんだから、そういうので良かったんじゃねーかィ?」

「一応って…それは余計だよ」

「どーだか」



馬鹿にしたように笑う総悟の言葉に私は少し考えこんだ

…確かに他にも可愛くて女の子っぽい隊服(もの)もあったけど…



「でも、やっぱり私はこれがいい」

「?何ででさァ」

「だって私も、みんなと同じ"真選組"でいたいもん。女の子だからって特別扱いされたくないしさ。これで十分だよ」

「……、だからお前は他の夢小説の女と違ってモテないんでィ。ちったァ見習いなせェ」

「へ?」


特に設定とかないんで


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入隊して直後な感じ。
銀魂に限らず、他サイト様の夢主のコスチュームはめっちゃセンスいいですよね〜^^*憧れっ!.