リラ・ジルベール(11年前
【男 1/31 36歳 179p】

俺/君/〜さん
「ああ、はい。このくらいでしたら直せますよ。部品も手持ちで間に合いますし、3日後の同じ時間にまたいらしてください。」
「まさか俺が家庭をもつことになるなんて思いもしなかったよ。でもね、家族に囲まれて過ごす時間は今までに無いくらい、最高に幸せなんだ。」

10年前に軍を抜け結婚。
現在は修理業で生計を立てている。銃器以外の修理方法は友人に教わった付焼き刃でしかないため、あまり複雑な物は直せない。
人当たりが良いので客はそこそこに来るものの、どうしても生活が苦しくなった場合は傭兵としても働いている。その事は家族には伝えていない。
軟派な性格は落ち着き、接客以外で妻以外の女性を口説く事は無くなった。
加えて時間を守るようになり、何事も慎重な行動を心掛けるようになる。

希美ちゃんと結婚し、エミリアキーラ君を授かる。
いつ追っ手が来るか分からない生活に精神をすり減らしながらも幸せで充実した毎日を送っている。
子供達には自分が軍人だったことは隠しており、家庭内での立場は最下。
娘を溺愛しているのに嫌われ気味でとても傷付いている。

「ヤメテ?!足の小指に呪いをかけるのはヤメテ!!」
「大丈夫、悪い事なんて何も起こりはしないさ。それに君を連れ出したのは俺だ。何かあっても絶対に俺が守る。だから、謝る事なんて何もない」

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