百瀬 桃八(ももせ とうや)(補足
【男 3/3 17歳 160p】

僕/君/〜さん
「えっと、なんでも食べるよ?甘いのも辛いのも平気だし…嫌いな食べ物もないかなぁ」
「……テストの点?えーと……平均で70くらいかな。微妙な点数だよね」

おっとりした性格。柔らかい雰囲気で弱そうな外見なので女子の輪に混ざっても普通に馴染む。
女子に構われる事が多いが、男子とも仲良し。憎まれにくいタイプ。
それどころかクラス内では人気者。近くにいると癒されるらしい。
言いたい事はハッキリ言う方だが、マイナスな意見に関してはオブラートに包んでやんわり伝える気遣いはする。
勉強もスポーツも人並み。これといって秀でているものはない。
指先を使うような細かい作業が苦手で、家庭科(裁縫)や美術はあまり良くないらしい。
好き嫌いはなくなんでもよく食べる。虫も平気、普通に見ていられるし触ったりも出来る。
七瀬と同じ学校同じクラス。よく絡まれたり餌付けされたりしてる。

和惟さんとは白袖家で仕立てた着物を愛用している祖母につられて仕立て屋に通ううちに親しくなる。
最近は祖母の代わりに注文や受け取りのお使いを任され、それなりの頻度で通っている。
一人っ子なので兄の様に慕っていたつもりだったのだが、最近は自分の抱いている感情が兄に対するそれとは少し違うような気がしてきている。
一緒に居ると落ち着く。

「こんにちは、今日は祖母の着物をお願いしに来ました。これが注文書です」
「和惟さん、わざわざ来てくださったんですか? 連絡していただければ取りに伺ったのに……あの、もしお時間あるなら少し、寄っていきませんか?お茶をお出しします」

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