うっ、て、腹に刺さる鈍痛。いや心?心臓?に刺さるような鈍痛。そんな感じ。


「黒子くんは正直過ぎてわたし毎日死んでる」
「意味分かんないです」


カチャカチャと食器と箸等が触れ合う食堂のそこでわたしは黒子くんにぽつんと言った。それなのに黒子くんは興味なさそうに…!ひどい!


「今わたしの事馬鹿だって思ったでしょ」
「思いました」
「ほら!そういうとこだよ!」
「嘘は嫌いです」
「そんな黒子くんがわたしは好きです」
「死にました」
「えっ」
「あなたが正直過ぎて僕は毎日死んでいます」
「んふふ、好きだよー」
「僕を何回殺す気ですか」
「お望みなら何回でも」


うっ、て、腹に刺さる鈍痛。いや心?心臓?に刺さるような鈍痛。そんな感じ。言葉って刺さるよねほんと。まあ彼の言葉なら刺さるのも悪くないかなって。


「黒子くん好きー」
「うっさいです」
「ひどいー死んだー」
「僕もあなたの事好きですよ」
「わたしやっぱり死んでもいいわ」


愛たたた
(彼の言葉でなら死ねると思います)



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