泳ぎに行きたいの。誰もいない砂浜をかけて、そのまま飛び込むように。





そう彼女は誰もいない砂浜で呟いたのです。一人。彼女の言葉をきく人も、彼女の姿をみる人も、そこには誰もいなかったのです。

ざぶーんざぶーん。彼女は喋ることをやめ砂浜をかけまわりました。サッサッサッ。波の音、砂の音。彼女はもう、どこにもいませんでした。





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