コガネシティ



コガネシティ到着。コガネシティに来るのは初めてじゃないけど、やっぱりこの都会さには圧倒される。前に来た時は服とか旅に出る材料を買いに、ママと車で来たんだよね。歩いて来たとか我ながら凄い。ジムは明日にして、今日は町巡りしよう。
私はデパートに行って必要なものを揃えたり、自転車屋さんで自転車宣伝を頼まれて、自転車を借してもらったりした。
そしてポケセンで部屋を借りてぐっすり眠った。



次の日。気合いを入れてコガネジムに向かうと、入口を大人のお姉さんが塞いでいた。


「あのー、ジムに挑戦したいんですけど‥」
「ああ、それがジムリーダーのアカネちゃんはラジオカード欲しい!とか言って飛び出して言っちゃったのよ。ごめんなさいね。」


ふーん。じゃ、ラジオ塔まで迎えにいきましょう!レッツゴー!

ラジオ塔前到着。ラジオ塔の前で、ラジオ塔をガン見している人がいる。あれって‥ロケット団だよね!?何だか嫌な予感しかしない。‥うん、ジムリーダーが帰ってくるまで、またこの広いコガネの町巡りでもしましょう。そうしましょう。そういえば地下通路にポケモンの散髪屋さんがあるんだっけ。レッツゴー!

地下通路入口到着。すると、階段からヒビキくんが上ってきた。


「あっナマエちゃん!いいところで会ったな!」
「わーヒビキくんよく会うね!」
「そうだね!あのね、この地下通路の奥にポケモンをドレスアップする店があってね。アクセサリー入れ欲しいだろー?」
「わー!行きたい!欲しい〜!」
「分かってるって!僕がプレゼントするよ!」


ヒビキくんはピンクのハート型の可愛いらしいアクセサリー入れをくれた。これは男の子のヒビキくんには使えないな。


「ありがとう!これ、誰かから貰ったの?」
「いや、買ったんだよ。」
「え!?私の、為に?」
「ん‥まぁ‥、デパートでたまたま見つけて‥。ナマエちゃんが好きそうだなって思ったから。じ、じゃ!僕はこれで、またね!」


ヒビキくんはさっさと出ていってしまった。ヒビキくん、これ買うの恥ずかしかっただろうな。私はアクセサリー入れを大切なものポケットにしまった。

地下通路に入ると、何人かのトレーナーがバトルを仕掛けてきた。ジム前の良い特訓だ。
それから散髪屋に着いて、最近モココの毛が伸びきっていたから切ってもらった。モココは少し嬉しそう。少しかい!そして、ドレスアップ屋で散髪したてのモココをドレスアップ。アクセサリー入れには何個かアクセサリーが入ってた。ヒビキくん、アクセサリーまで買ってくれたのね。ドレスアップしたモココ、超可愛い!

地下通路をようやく出る。沢山遊んだし時間も経ったからそろそろ帰って来てるよね。
ジム前につくとまだお姉さんが入口を塞いでいる。まだ帰ってこないんかい!でも、ラジオ塔には絶対行かないもんね。
私は迷ったあげくジムの隣のフラワーショップに入った。可愛いお花が沢山並んでいる。一本買っちゃおうかな。


「すみませーん!」
「はぁい!ん?その格好あなたジム巡りをしてるトレーナーでしょ?ねえねえ聞いて!36番道路に不思議な木が生えていてエンジュへの道を塞いでるらしいの。アカネちゃんに勝っても先には進めないわよ。」
「ええっ!そんなぁ。」
「でも、水をかければ踊りだすらしいわ。」
「じゃ、じょうろ貸して下さい!」
「あっダメダメ!危なくて貸してあげられないわよぉ!そうねぇ‥アカネちゃんに勝てたら貸してあげてもいいけど‥」
「分かりました、勝ってまた来ますね!」


そろそろ帰って来てると思うしね。よーし、頑張るぞ!
フラワーショップを出て、ジム前に到着。だがしかし、まだお姉さんは入口を塞いでいる。あーもう!行きますよ、迎えに行けばいいんでしょ!ロケット団何て、私倒したし。ま、何かあってもきっとどうにかなる‥!

再びラジオ塔前到着。ロケット団に気付かれないよにそーとそーと。
入室完了。全然大丈夫だったわ、私ったらビビリだな。
フロアを進んでいくとジムリーダーらしき人発見!話しかけるべき!


「あの‥アカネさん、ですか?」
「はーい!うちがアカネちゃーん!今な、ラジオカード貰えるクイズをやっとるゆーてな。うちも貰いに来たんやけど‥このクイズめっちゃ難しいやん!」


アカネさんはクイズに一生懸命だ。きっと全問正解するまで離れないんだろうなぁ。もう!日が暮れちゃうよ。私がやっちゃる!
見事全問正解でラジオカードゲット。ってめっちゃ簡単じゃん‥!


「わーあんた凄いやん!うち3もんめの答え、てっきりボンゴレやとおもてたわ!あっあかん!そろそろジムに戻らな!」


アカネさんはラジオ塔を出ていった。何だか元気が良いとゆうか、なんとゆうか‥。でも、これでやっとジム戦が出来るんだ。コガネジムへレッツゴー!




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