目にゴミが





【サイト内if文】
〜もしもの目にゴミが入ったら〜





* * * * *






<case1:元就>


「…っ」

「どうした?」

「いえ…なんでも」

「(いやいや明らかに眉顰めてるし。よくよく見れば若干おめめも赤いですから)不調なのか?」

「そんなことは!…ただ少し目にゴミが…」

しぱしぱと瞬きする元就。
気になるのか手でこすり始める。

「(!)擦るな」

「申し訳ありません…ですが………舜様?」

「痛いなら取ってやる(だから擦っちゃダメ!綺麗なおめめに傷がついたらどーするの!)顔、上げて」

「は…はい!」


(「(うわー…睫毛めっちゃ長…これじゃ入ったら相当痛いよねー…。つか顔ちっちゃ!片手で隠せそうだし!肌つるつるだしなんなの?この子お人形なの?髪さらさらだし…)」←エンドレス)
(「(しゅ、舜様のお顔がこんなにも近くに…!心の臓が…舜様に聞こえてはいないだろうか…聞こえていなければ良いが…)」)

→普通にいちゃいちゃ



<case2:政宗>


「…っ」

「どうした?」

「shit…目にゴミが入った」

「おい、擦るな。傷がつくぞ」

「だっていてぇんだよ」

「残り一つなんだから丁寧に扱え」

「オレの勝手だ、ろ……?」

近づいてきた孟隻が政宗に向けて手を伸ばす。目を見てくれるのかと思いきや…

「ひゃっ!ちょっ…、くっ…ぅ、ひゃひゃひゃっ!」

政宗を抱え込んでこれでもかと擽り始めた孟隻。虚を突かれた政宗は抵抗する間もなく捕まって。

「ははっ、ひ…もう、っ…や、やだって…は……やっ、めろ!!!」

ようやく手を振り払った時には肩で息をするほど。

「何すんだアンタ!?殺す気か!」

「失敬な。ゴミを取ってやったんだろうが」

確かに嫌というほどくすぐり倒されたせいで政宗はかなりしっかり泣いた。いや、泣かされた。
おかげでゴミは洗い流された訳だけれども。

「…他の方法にしろ!!」


(「えー」)
(「えー、じゃねぇ!」)

→じゃれあい



<case3:佐助>


「…っ」

「どうした?」

「んー…なんか、目に入ったみたい…」

「大丈夫か?」

擦るなよと念を押しながら手招きする大輔。大人しく近寄る佐助。

「一瞬我慢しろよ」

そう言って片手で軽く押さえると、

「ん、」

ぺろり、と一舐め。ぬるりとした感触が通り過ぎると今回の治療はそれでおしまい。

「取れたぞ」

「ありがと大輔ちゃん」

いつも通りのちりょ…
「……なぁ、アイツら破廉恥罪とかで捕まえられねぇの?」

「奇遇だな竜…我も今そう思っていたところよ」

「何だ政宗?お前もああいう取り方が良かったのか?」

「ハァ!?ちげぇよ!誰もそんなこと言ってねぇだろ!」

「なら次はあれでやってやる」

「違うっつってんだろ!聞けよ!やるな!絶対やるなよ!(恥ずかしいから!)」

「わかったわかった(恥ずかしがらせよう)」

「(あ…あれが大人の治療法…!さすが大輔さん!眼球舐めとかなんかやたらエロチック…!)………元就も、…羨ましいか?」

「いえ…!そんなことは決して!」

「そうか……(ほっとしたような残念なような…)」

「(舜様にあんな………不可能だ!想像しただけでも緊張して倒れそうだ…)」


(「……なんで怒られたんだ?」)
(「さ、さぁ?(…俺様はちょっと恥ずかしいんだからね!?嘘じゃないし!)」←自分に弁解?)

→大人手法(?)





* * * * *






いえ…、ちょっと眼球舐めが書きたくて笑
なんか眼球舐めってエロくないですか?





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