てことで
2010/05/03 13:35
じゃなくて
いや愛していますけどね。
まぁ、そういうわけでセラムンは女の子の夢をぎゅうぎゅうに詰め込んだド王道な少女マンガだったわけですが。
当時も頭の出来がちょっぴりかなりものすごく残念な子供だった私は、セラムンが星だけじゃなく宝石にも関連付けられてると知らなかったわけです。わぁ残念。
で、さすがに星はあまりにもセラムンたちのイメージが強すぎるのでやりませんが、宝石くらいなら…
ってことで、以下宝石deばさらな設定です。中2どころか小2くらいの内容ですのでご覧になる方はお気をつけくださいまし。
* * * * *
とある世界のとある時代。膨大な数の鉱脈を持つ独立国ファリダット。
特殊な種族が独自の法で治めるこの国は、人民全てが石を司る石人である。
【石人に関する調査報告】
石人はその名の通り鉱物を種の根源としているため、人類とは異なる性質を強く持っている。
石人を説明する上で欠かせないのは、彼らの血液についてである。石人の血液は空気に触れると変質し初め、最終的には各々が司る石に変化する。また、彼らの流す涙にも、凝結に要する時間は異なるが同様の特徴があることがわかっている。
石人の司る石は宝石であることも多い為、古来よりその血液を目的とした石人の乱獲が人類により行われてきた。よって石人の最大の天敵は我々人類であり、彼らは我々に対して非常に強い敵意と恐れを抱いている。
また、彼らの生態において特筆すべきはその寿命の長さである。石人はある程度まで身体が完成すると成長が止まり、それ以降は不老長寿の生命体となる。成長が止まるタイミングは個体により差があるが、変化しなくなるという点については共通する。
ただし彼らは繁殖にも膨大な時間を要する為、個体数自体は非常に増えにくい。繁殖方法は血液を凝結させ核とし、特別な方法(注1)を用いて生命を生み出すという。
少し脱線するが、核となる血石は一人、もしくは多人数でも生成可能である。その為、彼らは繁殖の際に我々で言う「結婚」という概念を重視しない。繁殖には必ずしも相手を必要としないからである。
しかし一方で長寿である彼らは、その長い生涯を過ごす為に複数人の仲間を形成する。これには外敵から身を守るという意味と、孤独を避けるという二つの意味があるという。新たな生命が誕生し難い彼らにとって、この仲間を形成できない事はそのまま長期の孤独を意味する。長寿の彼らの中で実際にその孤独を恐れている石人は、我々人類が想像する以上に多いようだ。
また、石人が単なる仲間としてではなく、一対一の関係を形成する場合、その結び付きは非常に強い。彼らは生殖という観点ではなく純粋にパートナーとして相手を選ぶため、我々人類以上に精神的な繋がりが深くなるようだ。
※注1…この方法については石人以外が知ると乱獲を誘発する恐れがあるため、彼らの大半は知らされていない。
今回の調査で新たにわかったのは、石人の社会にも階級があり、序列が存在するということである。その階級は石人の司る石の価値に直結しており、石の美しさや貴重さによって決まる。
現在確認されている最も高位の石人はウエスギ(サファイア)、タケダ(ルビー)、オダ(エメラルド)の三人である。彼らはお互いに派閥を持つが、唯一共通するファリダットの政策という点についてのみ、会合を設け常に最善を模索している。
また、常に他国から狙われ続けているファリダットは、国の防衛についても非常に独特で強力な方法を採用している。
この方法について今の段階では全くと言って良いほど解明がされていない。この防衛手法の理論、動力、実行方法など、あらゆる情報に関して情報規制が敷かれており、調査することはできなかった。
彼らはこの防衛手法を石の盾と石の矛と呼び、絶対的に信頼している。確かに、これまでファリダットに向けられた全ての攻撃はこの不可思議な手法に弾かれ、また全ての侵略軍は壊滅されてきた。その度にあらゆる国のあらゆるブレーンがこの手法を攻略せんと試みたが、未だ解明した者はいない。石人たちが信を置くのも当然だろう。
…みたいな?国はどうですか。
どうでもいいですかそうですか。知ってます。えぇ。重々承知しております。
でもまだ続きます←
で、具体的な配役割り振りはこちら↓
サファイア→謙信公
ルビー→信玄公
エメラルド→信長公
ラピスラズリ→政宗
ガーネット→幸村
真珠→かすが
翡翠→元就
アクアマリン→元親
アメジスト→半兵衛
琥珀→小十郎
アレクサンドライト→舜
ダイヤモンド→孟隻
プラチナ→大輔
珊瑚→濃姫
ムーンストーン→蘭丸
トパーズ→慶次
シトリン→佐助
オニキス→市
オパール→長政
やー、また書くだけ書いたって感じですねこりゃ。笑
で、結局何が言いたいかと言いますと、以下みたいな微妙な身分差(?)ものが書きたいんです。
戦国だとやっぱりなんか主人公のが身分低めになりやすいし。敵とかね!笑
「大輔ちゃんクラスの輝惶石なら、もっと位の高いヒトのパートナーにだってなれるのに…」
ぶっちゃけ俺様の石って…、…ちょっと、安いし…。
「大輔ちゃん…、本当に俺様でよかったの…?」
この国にいる二人の護り手の内一人。そんな優秀な相手を、一人を独占できるのは嬉しい反面、ものすごく…不安でもあって。
「またその話か?……あのな…石人は石人を選ぶ、お互いの意思で大地に誓う。そんなことは俺達種族の根幹を成す約束だろう?」
今更言い直すものでもないがと前置いて、そう、困ったように言う。
確かに、大輔ちゃんと俺様は両想いで盟誓を交わしたけれども。
「俺には佐助だけだ」
長い長い人生の中で、誰かに取られちゃったらって…俺様気が気じゃないんだもん!
大輔ちゃんがいなくなったら、俺様もう生きていけないよ…!
…みたいな?
あーすっきりした笑
長々と雑談にお付き合いくださった貴方!
ありがとうございました。
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