人生というものは

2010/03/29 07:11


人生?というものは面倒なこと85%、やりたいこと10%、やりたくないこと5%くらいでできているような気がしてなりません。


例題)
今朝は霧雨を更にまばらにしたような雨が降ってきそうです。しかし今のところは3滴くらいしかあたっていません。
この事をふまえ、以下の選択肢より行動を選んでください。


〈選択肢〉
1:長い傘を持っていく。
(ただし晴れてしまうと面倒くさい)

2:折りたたみ傘を持っていく。
(ただし一度開くとたたむのが面倒くさい)

3:傘はささないで行く。
(ただし眼鏡が濡れると面倒くさい)

4:会社を休む。
(ただし連絡と明日が面倒くさい)

5:その他
(もう思いつかないので面倒くさい)

※ちなみに私の中に面倒くさがらないという逃げ道はありません。



…なんかもう、この選択肢を見る限り面倒なことが100%に見えますが。
いやいや(きっと)85%だよと自分に言い聞かせて今日も選択肢3を選ぶ草鞋です。

まぁこの85%がないと人生暇すぎるよね、ってことで以下は面倒ごと真っ最中な学パロ政宗です。
※独白注意





* * * * *






〈Unus sed leo.〉




三ヶ月通ってつくづく思ったのはあぁなんて馬鹿でワガママで迷惑で勝手な学校なんだってことだ。
優秀な生徒は学費全額無料、なんてわざわざ勧誘にまで来たもんだから面白半分に入学したのがそもそもの間違い。たかが中学されど中学。この阿呆極まりない学園で教師なんざやってる小十郎の気が知れねぇ。



なんて、最後に突っ立ってた一人を蹴り飛ばす間にぼんやりと考える。もう何百回思ったか知れないが、どうやらオレは相当この学園が不満らしい。頭じゃとっくに諦めちゃいても感情ってのは素直なもんだ。
…ま、そんな態度が絡まれる原因なのかも知れねぇが。そもそも生意気だなんて突っかかってくるヤツが多いのもこの学園のウゼェところの一つだぜ。そのくせ突っかかってくるヤツほど弱ェからもう、輪をかけて最低サイアクだ。




暇潰しに伸した阿呆どもを昔のマンガよろしく積み上げる。その最高に無駄極まりないオブジェに背を向けて出てきた校舎裏。今時古風な呼び出しがあったもんだと思いながら、晴れる気配が微塵もない曇天に退屈だと呟いた。




プロローグかよ笑



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