マナーサイト
2009/11/07 18:16
人間的にいい加減かつざっくりな私は管理人としてもかーなーりー考えが浅いわけですよ。
自サイトでのマナーとかこだわらない、というかこだわれないレベルです。
…だもんで他サイト様へのアクションはひっじょーーに気を遣います(・_・;)難スィよ!
人心を掌握するお殿様はすごいですよね!?
…っていう弱音でした。
この先は上の話と欠片も繋がりのない小話です。
ご注意ください。
※学パロ生徒主人公教師幸村
* * * * *
午後一時。
まっ昼間の一日で最も気温が高い時間帯の一つだろう。
当然まだまだ日は高い。
寒くなり始めた最近は、一番過ごしやすい時間帯でもある訳だ。
…だからまあ、とりあえず屋上で座り込んでいるのは良いさ。そんなに寒くもないし。
問題は、
『…ちょっとは落ち着きましたか』
「う…うむ、すまないな…」
隣でグロッキー状態の真田先生。
『生徒のやってるお化け屋敷に本気で怯えないでくださいよ…』
「うぅ…情けないでござる…」
不覚をとったと呟く声も、うつむいてひどく弱々しい。いつも通りの覇気はまったくと言っていいほどなくなっている。
クラスメイトに冗談半分に入れられたっきり、序盤の迷路でぴくりともしなくなった真田先生。
急に固まったもんだから、調子にのって脅かしてたやつらも何事かと首を傾げだした。
だが、最終的に近くにいた俺が覆面を取ってからはまさに一瞬。
ガッと俺の手を掴んだと思ったらあっという間に走り出していて、気付けばここまで引きずられて来ていた。
『(…やっぱり、明るい場所で見ると粗が目立つよなー…)』
自分の衣装をながめながら、絵の具が乾いて取れきってしまいそうだとか、そろそろ交替の相手に渡さなけりゃ、とか考える。
だって隣でしゃがみこんだ真田先生が立ち直るまでもうしばらくかかりそうだし。そうでもしないと結婚暇で。
…嘘。
本当は、お化け屋敷で俺を見つけた時の先生の心底ほっとしたような顔が瞼にちらついて離れなくて。
なんとか気を紛らわしているだけだ。
今の問題は、真田がグロッキーだとか冬なのに屋上はきついとか、自分の衣装が周りから浮きすぎてるとか…、そんな些細なことなんかじゃなくて。
教室からずっと繋ぎっぱなしの手が嬉しくて、もうしばらくずっと話したくないと思っている俺なんだよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜
…うーん。やっぱりちょっと無理ありますがかね?
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