ミルス・クレア魔法院

ミルス・クレア創設者の一人、ファタ・モルガナが自分の居城を学校として開放したのが始まりとされている、世界で最初に生まれた魔法学校。
今ではあちこち改修したり、増築したりを繰り返しているため、昔のままの姿ではないらしい。


ミルス・クレア魔法院は魔法士を目指す者の憧れの場所。
ミルス・クレアは世界一の魔法学校で全寮制となっている。


現在、ミルス・クレア魔法院の学長はクレメンスという人だが、多忙な学長に代わって実質ミルス・クレアを取り仕切っている者は別におり、古代種と呼ばれる種族の者たちが管理を任されている。(守護役)


ミルス・クレアにある図書館は世界でも有数の蔵書量を誇り、魔法関連で探せない本はないと言われている。
だが、一般生徒はすべての本を閲覧できるわけじゃない。
自由に出入りできるのは、3階層目まで。
それより上の階層に行けるのは、資格持ちか特別な許可が与えられた者のどちらかである。
そのため、どこにも3階層よりも上の階層に繋がる階段がない。

一般生徒が利用する範囲だと、大抵の本は細かく分類されているから、なれればすぐ保管場所がわかるようになっている。
ただ、どうしても見つからないときは、中央の検索ブースで探すことになる。


人間が魔法を使えるようになってから500年の年月が経つが、それでもまだ人間が扱える魔法がすべて解明されたわけではない。
この魔法院には、日々新しい魔法の研究に努めている者たちがいる。
だが、普通の学生が関わることは滅多にない。
研究者たちがいる場所は【黒の塔】と呼ばれているところで、一般生徒は立ち入り禁止である。




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