「遥センパーイ!」
「あ、黄瀬くんこんにちは。今日もキラキラだね」
「(キラキラ?)こんちわっス!移動教室っスか?」
「うん、そうだよ。5限6限が美術のスケッチだから、今日部活遅れるかも」
「そうなんスか…。あ、そーだセンパイ」
「なあに?」
「あの、その………オレ、センパイが好きで好きすぎて我慢出来ないんス!だから抱き締めていいっスか?」
「え!?こんなところじゃ恥ずかしいよ…」
「え!?ここじゃなかったらいいってこと!?」
「うん。でもダイエットするからもうちょっと待ってね!」
「何か違うし、つかダイエットなんかしなくてもいいっスよ!!!あーもーホント可愛すぎっス、センパイ!!!!」
「きゃっ!ここじゃ恥ずかしいって言ったのに…っ!」
「(腕の中で照れて暴れてるセンパイ可愛い可愛い可愛い可愛い!!!)香水っスか?いい匂い」
「おーおー、また例の先輩捕まえて尻尾振ってんぞ黄瀬の奴」
「犯罪者出る前に誰かバスケ部呼んできてー」
黄瀬×先輩マネージャー=キセキの中で一番付き合いが短いわりに一番積極的なわんこ黄瀬と矢印を受けまくる先輩飼い主の何かがズレた戯れは全学年に知れ渡ってる毎日の恒例行事
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