「はい、赤司くんタオル。お疲れ様」

「…ありがとうございます」

「今日珍しく調子悪いみたいだね。手首痛めてない?違和感あるなら変に力入れない方がいいよ。テーピングしようか?」

「七瀬先輩」

「ん?」

「オレは頭の悪い奴が嫌いです」

「ふーん…?」

「逆に賢い奴は嫌いじゃない」

「そうなんだ?」

「……好きなもの、気に入ったものは近くに置いておきたくなるでしょう」

「そうだね。私馬鹿だから赤司くんの嫌いなタイプの人間だし…実は今も難しくて理解出来てないんだよね。ごめん、馬鹿は馬鹿なりに頑張るから見捨てないで?」

「…………」

「それで、テーピングどうする?」




赤司×先輩マネージャー=先輩を高く評価しアプローチしてるつもりの赤司に対し理解しておらずいつも通り的確に仕事をこなそうとする先輩が常王手


  return  

[1/1]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -