(ギャグ/直接的な絡みなし/少年Tの爽快とリンク)



「聞いてよ真ちゃん昨日さー!」

「黙るのだよ高尾。もうじき授業が始まる」

「昨日オレが今一番注目してる人にたまったま会ってさー、デートしちゃったわけ!」

「…………」

「スタイルいいとは思ってたけど、私服も似合ってて可愛かったなー」

「…………」

「普段はちょーっと抜けてて妹っポイけど、人をちゃんと見てるとことか頭切れるとことかがやっぱ年上って感じでイイ!」

「…………」

「あ、サーカス観に行ったんだけど、デカイ音とか苦手みたいでずーっとビクビクしててさ、可愛くてもっと見てたいけど庇って護ってあげたいっていうこの葛藤!分かる!?」

「…………」

「今度また遊ぶ約束したし、半日でいいから部活休みになんねーかなー」

「…………」

「あ、でも向こうの予定もあるし難しいよなー」

「…………」

「ホント好きだわ、遥サン───って先生来た」

「ちょっと待てそれはどういうことなのだよ説明しろ高尾!」

「今までスルーだったくせに名前出した途端これかよ!つか先生来たから!」

「そんなことどうでもいいのだよ!何故オマエが七瀬先輩と───」

「高尾ー、緑間ー、授業受ける気ないなら静かに廊下に立ってろー」




少年Mの動揺


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