■花札用語の簡易解説

地域や採用ルールによって異なる点もありますので、詳しくはご自身でお調べいただきますよう、お願い申し上げます。


●こいこい
花札で出来るゲームの1つ。
手札から1枚、山札から1枚札を出し、場にそれと同じ月の札があれば取得、その取得札でつくる役に応じて点数を獲得して、勝敗を争うというもの。
1ゲーム12ヶ月(1月=1回戦目)で行い、12月終了時点で取得文数が多い方が勝ち。
役が出来たとき"こいこい"をして追加点のために続行するか、"勝負"をして文を取得し次の月に進むか選びます。
"こいこい"をした側が再び役をつくる前に、された側が役をつくって"勝負"すれば、文数が2倍になります。

●合札
自分が取得した札のこと。

●置き場
合札を見やすいように並べて置いておく場所。
正式名称はないので、この作中での呼び名です。

●猪鹿蝶
萩に猪、紅葉に鹿、牡丹に蝶の3枚で構成される役。
取得文数は大体5〜6文程度。

●柳に小野道風
札の1つ。
最上位札の光札いずれか3枚と組み合わせないと役がつくれません。
取得文数は大体6〜8文程度。

●タネ
種札いずれか5枚で1文、以降1枚増えると1文ずつ文数が増える役。

●花見で一杯
桜に幕と菊に盃の2枚で構成される役。
最少枚数なのでつくりやすいです。
取得文数は大体3〜5文程度(作中では5文)。

●月見で一杯
芒に月と菊に盃の2枚で構成される役。
最少枚数なのでつくりやすいです。
取得文数は大体3〜5文程度(作中では5文)。

※上記2つ共"菊に盃"が必要なので、これがあれば、月見で一杯も花見で一杯も狙えます。

●手四
初めに札が配布された時点で出来ている場合の役(手役)の1つで、同じ月の札が4枚揃っている状態。
手役はその時点で勝ちが確定なので、その月は文を獲得して終了、次の月へ進みます。
大体6文程度。
作中では牡丹の札4枚でしたが、これは6月の札になります。


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