「おい、名前ってば何回言ったらわかるんだよ。俺のベッドで寝るなって」
「んー‥だって最高のベッド寝心地がいいんだもん。最高の匂いするし」
「なっ、!なに変態みたいな事言ってるんだよ!ほらはやくベッドから出ろよ」
「いいじゃん。私と最高幼馴染なんだからこのくらいいいでしょ」

ぐーっとベッドの上で伸びをしてから、また布団を被って横になると最高が隣で騒ぎ出す

「だーかーらァ、俺が寝れないだろ」
「そんな言うんだったら最高も寝ればいいじゃない」
そう言ってもう一度眠りに入ろうと目を閉じればベッドが軋む音がして布団が揺れた

見ると最高が私の、もとい最高のベッドに入ってきて私の布団を半分奪って隣に寝転がっていた

「‥ちょっと、最高なにしてるの」
「名前が言ったんだからな、じゃあ最高も寝ればって。」
「‥そりゃあ言ったけど、」

なんだかこの歳になって一緒に寝るのって恥ずかしいじゃない、

「あ、名前顔赤い。なんだよ、照れてんの?」
「てっ、照れてなんかないもん!」
「嘘つくなって。照れてんじゃん」

けらけらと最高が笑うものだから私もなんだか最高に仕返ししたくなってぎゅうと抱き着いて最高の胸元に顔を埋めてみる

「ぅわ!なにしてんだよ!」
抱き着いた事でばたばた暴れだして私を剥がそうと必死に最高は暴れる。私からは顔は見えないけど、試しに顔を上げてみればきっと最高は嫌そうな顔をしてるに違いな、い、って、

「‥なんで顔真っ赤にしてるのよ」
「っ、名前が悪いんだからな!」


形勢逆転、とでも言うべきだろうか
今度は最高が私の上に乗って妖しく微笑んだ


「(せっかく我慢してたのに、どうなっても知らないからな)」


□□□□
栗子さまから三万打企画参加していただきました!幼馴染設定で甘をオーダー。最高さんいただくの初めてでもう胸高鳴りすぎてどうにかなりそうです(^o^)最高まじかっこいいしもう栗子さんの文好きすぎてかなりのファンになってきてますこの短期間で。しかもはるかにリク消化が早くてですね!!!バンバン 幼馴染が一線を越える瞬間というか、そういうの、超好きです(^p^)本当にありがとうございました! 碧子
- ナノ -