※上から読んで





yume_rz0o51

サイコーなう!



moritaka_mashiro

えっ



yume_rz0o51

サイコーサイコー



yume_rz0o51

サイコーなう!



moritaka_mashiro

……



akito.takagi

サイコーなう!



yume_rz0o51

@akito.takagi 邪魔すんな!



moritaka_mashiro

何このTL…



akito.takagi

@yume_rz0o51 そっちこそ。



yume_rz0o51

あっ、サイコーにブロックされた、だと…_ノ乙_(、ン、)_




akito.takagi

当然の報いだな RT @yume_rz0o51 あっ、サイコーにブロックされた、だと…_ノ乙_(、ン、)_



yume_rz0o51

シュージンに言われたくない RT @akito.takagi 当然の報いだな RT @yume_rz0o51 あっ、サイコーにブロックされた、だと…_ノ乙_(、ン、)_






「お、」


 ピロリン、と携帯がメールの着信を知らせた。一旦Twitterを中止して、メールを確認すると隣に座るサイコーからだった。


恥ずかしいからやめて。



「口で言えばいいのに」


 サイコーの目を見て言った。肩が触れ合うくらい、こんなに近くにいるんだから、さ。


「だって名前、聞き入れそうにないからさ」


 それだけ言うと口を塞がれてしまった。まるで無駄口は叩くな、なんて言うように。サイコーにはバレていたのかもしれない、わたしがサイコーに構って欲しくてTLを荒らしたこと。
 あぁ、そういえばわたし達の後ろでシュージンが作業してるんだった。ちゅーしてるの、見られてるかな、いや、見てるよね、そりゃ。ていうか早く作業してくれないかな、シュージンの話ができなきゃ、わたしの愛しい人も仕事できないんだから。まぁ、こうやってイチャイチャできる時間を作ってくれるのには、感謝してるけど。


「キスしてほしそうな顔してた」

「そんなことないよ、多分」

「満更でもないくせに」

「サイコーがしたかっただけでしょ」

「それもある」


 しょーもない会話をしてる間に、互いの指を絡めて。こんな風に時間を過ごせるのは時々しかないから、サイコーの温もりを少しでも覚えていられるように。


「ねぇサイコー」

「最高って呼べって」

「もりたか」

「ん」

「すき」

「知ってる」


 そしたらリップノイズをたてながら子どもみたいなキスをくれて。見つめ合えばそれだけで笑顔になれる。




サイコーなう!



akito.takagi

仕事場の空気嫌だ…。香耶ちゃーん!!






120307

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -