※拍手ログ
会話のみ
無制限にお持ち帰り許可
自作発言禁止
「はい先輩。買ってきましたよ、み か ん」
「おう、よこせよこせ」
「買ってきてあげたのによこせはないでしょ？…ってか飲むおしるこじゃなくてびっくりした」
「それは中島に頼んだからな」
「はあ！？え、ちょ、何でわたしだけ遠いスーパーまで走らされてんの！後で真シメたろう…」
「よし、帰るか」
「え？何処に？」
「家だよ、みかん食べるんだから」
「その為だけに帰るの？じゃあわざわざ学校まで戻ってきたの無駄じゃん…」
「ほら、行くぞ」
「わたしも？ってか真は？」
「知らん」
「え、置いてったら駄目じゃない？…手、ちょ、力入れすぎ！痛い！」
「なんだ、来ないのか？」
「いやいやいやいや。前回真だけ連れて行ってもらってて凄く悔しかったから絶対行きますって！」
「じゃあさっさと歩け」
「……ういーす」
＊＊＊＊＊
「只今帰りましたー」
「お邪魔しまーす……」
「………」
「アカネさん買い物に出かけてるみたいだ」
「そうですね、人の気配を感じません。」
「よし、」
「あれ先輩、何処行くんですか？───ってコタツ！？まだ早くないですか？」
「みかんはコタツで食べるもんだって教わらなかったのか」
「コタツにみかんは言いますけど。そこまで言う人は先輩が初めてですよ……」
「ホレ」
「あ、ありがとうございます。」
「違う、剥け」
「……はぁ、仕方ないなぁ。これ剥き終わったら１つもらっていいですか？」
「おう」
「ちょっと思ったんですけど、先輩って薄皮も綺麗に剥いて食べそうですよね」
「おう、よろしく」
「え、わたしそこまでやるなんて言ってな……（ジャンプ読んでるし）はぁ」
「溜め息は幸せが逃げるぞ。まぁ俺は信じてないがな」
「お皿下さい、薄皮まで剥いてあげますから」
〜110122