「だーれだっ」
「…正臣」
「あったりー流石名前!」
手で目隠しをされて、後ろから聞こえる声を当てるなんて余裕よ。声なんて分かりやすいし。それになんてったって貴方の声じゃ分からない訳ないじゃない。馬鹿にしてるの?
「今日放課後空いてる?」
「図書館に行かないと」
「じゃあ俺も行こっかなー」
「正臣煩くするから駄目」
「えー俺静かにしてるよ?」
「駄目ったら駄目」
正臣が静かな時なんて、寝てる時か、ネガティブな時だけじゃない。確かに2人でいるときはそんなに煩くはないかもしれないけど。でも、図書館で静かに勉強したいのに、隣に正臣なんかいたら困る訳で。
「今日何の日か知ってる?」
「正臣の誕生日でしょ」
「なんだ、覚えてたんだ!良かったー!あまりにも素っ気ないから忘れちゃったのかと思ったよ!」
「誕生日だからって祝ってもらえるなんて思わないで」
「え、」
「じゃあ、また明日」
「ええー名前ー」
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6/19 23:57
From:名前
Title:(無題)
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誕生日おめでとうございました。
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最新巻買ってないし読み返してもないから正臣の口調わからん。困った。
120619