≫21:12 July 21
おおかみこども、観てきました。初日の最初の回に間に合って嬉しい…！なんていうか、細田さんは本当に期待を裏切らない。予想以上でした。素敵すぎた。
花ちゃん本当に可愛い。彼を追いかけていっちゃうところとか、待ち合わせで彼が遅くともずっと待っているところとか。妊娠中の大変な様子とかもごく自然に描かれてて、彼が桃缶両手に持って走ってくるとことかかなりツボ。そして花ちゃんを抱きしめてくるくる回すとこも。てか、おおかみの姿のままでするんだなぁってちょっとびっくり(笑)でも起きた時人間だったから多分寝てるときとかに戻ったのかななんて思ったりして。第一の泣きポイントは彼が川で死んでいるところ。アレは本当にじわってきた。これから２人で育てていく予定だったのにいきなりの死で、絶望を目の前にした筈なのに頑張るところが素敵。いくら彼が２人を頼んだっていったって免許証一つであそこまでやるのってすごい。ネグレクトとか言われてもめげない花ちゃん凄い。純粋に。おおかみこどもの存在は明かしちゃいけないから誰にも頼れないし、ずっと一人で頑張るのってそう出来ないと思う。誰にも言えなくて溜め続けるなんてそうできないよ。
引っ越してからも最初は不安でいっぱいで観てたけど（わたしが）段々近所さんと仲良くなって本当に良かった。雪がそーちゃんを怪我させたとき、凄く苦しかった。そして泣いた。雪を庇ってくれるそーちゃん雪好きすぎて可愛かった。自分の正体を明かす時も、優しくて彼は絶対将来素敵な男性になると思った。雪追いかけるそーちゃん「俺お前になんかした？」これなんて千昭、そして雪「してない」これなんて真琴。時かけ思い出してｶﾞﾀｶﾞﾀしてました。そーちゃん可愛いなあ。
雪は女の子だし、周りを気にしてどんどん女の子らしく成長していくのとは対称に、雨はどんどんおおかみらしく育っていって、観ながらその違いに気付いた時も苦しかった。てか雨の声変わりきゅんってしすぎた。いけめんだ。二人がおおかみの姿で傷つけ合うとこ、本当に苦しかった。止められない花も。全部最後は自分で黙々と片づける花も。雨がいなくなるところ、泣いた。あそこは本当に泣くポイントだった。ああ。10歳でもう大人なんて。10歳の我が子を手放せる花は強い。時々帰ってきてね！とでも言えば良かったのにってずっと思ってた。雪は雪で中学は寮だし。（まあ遠いから仕方ないのかもしれないけど）そこで花を一人にしちゃうのか！！って感じだった。悲しいじゃないか。森で倒れてた花を運ぶ雨、もう一人の男でしたね。身長も、結構あったような気がする。花ちゃん…
細田さん、素敵すぎる。パンフ余裕で買いました。余裕で泣きました。私感動泣きってそうしないんですが（…って最近結構言ってる気がする。涙もろくなった？いや、良い映画が増えただけだ！）かなり泣いた。上映後も一人でシアター内で泣いてた。それを見て友達が「いつもはこんなに泣かないのにね」って。だって感動したんだもの！あー、それに今週はちょっと泣きたくなることあったからそれもあって涙腺緩くなってたのかも。友達と尻尾ストラップはんぶんこした。