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「カペラさん，私，レギュに嫌われてるのかな…。」
「ふーん？」
「今日話し掛けないでって言われちゃった。」
「嫌われてるんじゃない？ていうか，もともと好かれてたの？」
がーん！！という効果音がつきそうなほどスピカ・ホワイトは顔が青くなった。
と思うと今度はみるみるうちに涙目になって顔を赤くして急に怒りだした。
「ここは"そんなことないよー！"って慰めるとこでしょ！！もう少し励ましたり，支援物資送ってくれたりしてもいいのにー！」
彼女はポカスカあたしを叩いてきた。
「…ていうかなんで私があんたの話しなんか聞かなきゃいけないのよ！」
「だって，こんなこと話せるのカペラさんくらいだし… 」
そう言うと今度は急に塩らしくなった。ほんと，忙しいやつ。
「……なにか心当たりはないの？」
仕方ないので聞いてやる。
「…うう…心当たりと言われるとありすぎてよくわかんない…。」
「そうね，あんたうざいものね。」
がーん。
彼女はまた効果音がつきそうなほど顔を歪ませる。
「……。」
「…？カペラさんもなんかあった？？」
」
「え，別に。」
「今，変な顔してたから―…って，いひゃいいひゃい(痛い痛い)。」
私はカペラさんに頬を思いっきり左右に引っ張られた。
のびる。のびるから。ほっぺたのびちゃうから。
「別にあんたほど変顔じゃないわよ，失礼ね。」
「いててて…違うの，なんか，難しいカオしてなかった？」
「別に！なんでもないわっ。」
……―――？
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