ピクンと震える幸村に僅かに体重をかけると、トサリと布団の上に倒れ込んだ。

「んっ・・・やぁ」

政宗は羞恥心で真っ赤になっている幸村の膝を割って、間に躯を滑り込ませて幸村の抵抗を封じてしまう。

「嫌がっている割には、感じてるじゃねーか」

クスクスと笑いながら、幸村から着物を剥ぐと、あっという間に褌も剥ぎ取ってしまう。

あまりの素早さに、驚きで身動きが取れなかった。

「ま、政宗殿・・・本当に?」

「悪いな。我慢できねぇわ」

往生際悪く、確認してきた幸村の耳に囁きかける。

「な、ならば、政宗殿も着物を脱いでくだされ」

両目をきつく閉じて、お願いをする幸村が可愛くて、政宗は相手が望むままに着物を脱いだ。

「ほら。コレでいいんだろ?」

政宗が幸村の頬を撫でて、目を開けるように促すと、幸村はそっと目を開けた。

「はい」

幸村は恥ずかしさから政宗から目線を逸らしたが、当の政宗は上機嫌で幸村の素肌を手の平で撫でていく。

ゆっくりと、しかし確実に、幸村が感じる場所を撫でていく政宗。

視線を下肢に移すと、幸村の逸物は震えて勃ち上がり、自身の逸物も幸村の痴態で勃ち上がっているのが見えた。

政宗が幸村の様子を窺うと、両目を瞑り必死に漏れる声を抑えていた。

政宗は幸村に気付かれないように、そっと己の逸物を幸村の逸物に近付けると、両方を片手で握り込んだ。

「ひっ!や・・・やだ!!」

初めての感覚に驚いた幸村は、思わず見てしまった。

「暴れるなよ。ちゃんと、気持ちよくしてやるから」

言うが早いか、政宗は片手で握り込んでいるソレらをこねる様に扱き始めた。

「ぁうっ!あ、あぁっ」

どちらのモノか判らない先走りが政宗の手と、2人の逸物を濡らし、ぐちゅぐちゅと音を立てている。

「んぅっ・・・」

政宗は手を開くと、先走りで濡れた指を幸村の秘孔に宛がった。

「あ・・・ま、まさむね・・・・・・どのぉ」

政宗の指が触れると、幸村が僅かに腰を浮かせた。

その反応に気付いた政宗の表情は満足気だ。

つぷり、と指を一本だけ侵入させると幸村のソコは待ち構えていたかの様に蠢く。

「躯の方は大分、慣れてきたみてぇだな」

ニヤリと笑って、中に侵入させている指の数を一気に増やした。

「あっ!やぁっ」

ビクンっと体を跳ねさせて、幸村は達した。

「イったな」

そっと指を引き抜き、幸村の膝裏に手を添えて脚を大きく開きながら腰を更に浮かせてから、自身の逸物を幸村の秘孔に宛がい、一気に押し込んだ。

「あっ!!ああぁぁぁっ!」

達したばかりで力が抜け切っていた幸村の秘孔は抵抗無くズブズブと飲み込んでいく。

全てを収めきった後、政宗は腰を押し付けて揺さ振る。

「んあっ!」

「全部入ったの、判るか?」

動くの止め、幸村の頬に手を添えて話しかけると、幸村が政宗に焦点を合わせた。

「ん・・・判り、ます。政宗殿の・・・おおきい」

既に理性が飛んでいるのか、普段なら言わない事を口にする幸村に、政宗は微笑みかけた。

「そうか。動くぜ?」

「あ・・・はやくぅ」

幸村の返事に政宗は我慢するのをやめて、律動を開始した。

「あぁんっ!は、はげしっ」

幸村は政宗の背中に手を回してしがみ付き、必死で政宗の動きに付いていこうとする。

「っ・・・幸村っ!出すぜ」

「はぁ・・・奥に、出してくだされぇ」

幸村から許可が出ると、政宗は幸村の腰を掴み、自身の腰を強く押し付けて密着した。

「あぁぁぁっ!!」

政宗が最奥で達したと同時に幸村も達した。

「ふぅ。はっ、はぁ・・・ん」

ビクビクと体を震わせている幸村から政宗は名残惜しそうに、萎えた逸物を抜いた。

「幸村、大丈夫か?・・・・・・なんだ。寝ちまったのか」

幸村が起きそうに無い事を確認した政宗は、汚れた下肢を綺麗に後始末した。