∴ツナ嫌われ2(戯言×復活)


脳内会議でツナは女の子になりましたー。
うん。
そして嫌われるんだ。うへへ←





ここに、
とある一人の少女がいた。
彼女の暮らす世界には、始めからレールが引かれていた。
彼女は、多少の差異はあれども、その上を進んでいた。

自らを最強と誇る家庭教師は、女という事であまり乱暴はしないが、全くというわけではなかった。
右腕となることを希望する爆弾少年は、彼女に対して敬意とともに、恋慕していた。
乱戦の世に、幾多の人を葬ってきた剣術を継承する野球少年は、性別の違いを気にすること無く彼女の友人となった。
他にも、いつも熱血な少年やまだまだ幼い殺し屋、脱獄犯に暗殺部隊、多くの人達と多少の差はあれ、出会い、ときに笑い、戦ってきた。

しかし、ある日、少女がいることによるイレギュラーな物語に、更にイレギュラーな存在が入ってきた。
その存在は、彼女は、愚かしい、浅はかな愚考で愚行に走った。
つまるところ、少女を嵌めたのである。

少女の転落は早かった。
今まで少女の周りにいた家庭教師、右腕、親友、部下たちが手の平を返したように暴行をしてきた。無視をしてきた。存在を消してきた。
そして、とうとう愚かな彼女の計画通り、少女は所属していたマフィアから、大空の座を剥奪された。
少女は命を無くす寸前まで追い込まれ、何とかそこから逃げてきた。
そして己の計画が成功したと思い込み、愚かな女は自惚れた。

しかし、少女はただの、大空の指命を持つだけの存在ではなかった。

零崎 天織。

それが少女のもう一つの名前であり、裏の名前。

元々、対してマフィアに執着心を持っていなかった少女は、面倒な役職から解放されたことに喜んでいた。
だが、少女の家族、身内、仲間、裏世界の者たちは許さなかった。
そこで、零崎一賊の唯一の掟に沿い、復讐を始めることとしたのである。


一人の少女が愚かだった故に、

一人の少女が殺人鬼だった故に、

本来なら終わるはずだった物語が、別の終わりへ向けて進むこととなった。


「……私がハッピーエンドにしてあげるよ。ボンゴレの愚か者たち。覚悟して楽しみなさい」






ツナもとい天織ちゃんです。
基本いい子ですよ。優しいです。
でもちょっとくらいスレててもいいよね。
だって裏世界だもん←
みんなに愛されてますよ。
いや語弊があるな。
慕われて?んん?
まあいいや。
とにかく復讐する人手には困らないくらいはいます。
逆ハーは私が嫌いなので、そういうわけではありませんが。
最強……ではない、はず。
人識と同じくらい…かな。
幼い頃に覚醒して、しばらく零崎一家に暮らしてから沢田家に戻りました。
空白の一年間です。
軋識が隠蔽してました。
すげぇな軋識。でも彼ならできるはず。
軋識大好きだ(黙れ

炎は使わずに錐を使います。
死ぬ気にはなりませんね。
錐ですよキリ。
木に穴を空けるアレですよ。はい。
橙色か空色かなあ。
橙は真心と被るからやっぱり空色ですね。




うわ文章長くなった。



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