∴My world is yours(銀魂夢)
銀魂夢
土方さんに憑いた幽霊。土方さんビビりなんだが大丈夫なのか。大丈夫だ問題ない。土方と銀時にしか見えない幽霊。原作にやいやい横槍入れつつ傍観。仲がいいのか悪いのかわからない。とりあえず主人公は土方のことを短気だしマヨラーだしニコチン中毒だし救いようがないと思っている。
イメージ曲は『This world is yours』
生まれたときから見えていた。ずっと俺に憑いていた。
デフォ名は八凪鶫(ヤナギ ツグミ)。大学一年生の18歳だった。
身長は159cm。体重は幽霊なのでゼロ。黒髪黒目。
マヨラーではない。ごく普通のゆるゆる腐女子オタク。銀魂は原作派だがアニメも一応観ていた。原作知識があることは言っていないが、土方から予知能力があるのではないかと思われている。
土方からすると家族みたいな存在。姉みたいな妹みたいな。いつの間にか年齢を抜かしちゃってなんだか気まずい。半径20メートル以上は離れられない微妙なプライバシー。それ以上離れると引きずられてついて来る。
口煩いけど的確なアドバイス(未来)をくれるので頼りにしている。ホラーと幽霊は苦手だけど主人公は平気。
「私も幽霊なんだけど」
「てめぇはいいんだよ、てめぇは」
土方以外はなにも触れられない。土方の頭を撫でるのが趣味。でも土方は触れられているという感覚がしない。つまりは土方にだけはすり抜けられないということ。
物を浮かせるとかは無理。すり抜ける。地面には沈まない。つまり歩ける。でも普段は土方の左肩あたりで若干浮いて移動している。
念じたら服を変えられる。物を出すことも可能。幽霊まじ万能。
土方にだけ憑依可能。そのとき土方の意識はある。ただし寝るときもある。基本的には漫画を読むときだけ身体に憑依している。アニメは土方がテレビを付けて流しっぱなしにしている。ときどき憑依して観ていたり(動画無限再生とか一時停止とか)。なんやかんやで主人公に甘い土方。しかし真撰組内で副長はオタクだという噂が流れているとかなんとか。
ミツバと土方の恋を応援したい。ミツバの命はそう長くないんだから!と発破をかけた。
主人公は土方にアドバイスをすることで致死に至る怪我を回避させている。為五郎さんを失明させたことはいまだに残る心の傷。幼い頃、土方が為五郎さんに主人公の存在を教えたため、為五郎さんだけは主人公を知っている。優しい人だったため、主人公は為五郎さんに親愛の情を抱いていた。
要約:土方に憑いた幽霊。一定距離以上は離れられない。地面と土方だけはすり抜けられない。イメージ次第で服と物の出現可能。土方への憑依が可能。原則は土方以外には見えない。
*
「ねぇねぇトシくん」
「……なんだ」
「いわくつきの刀に触れないほうがいいと思うよ。鴨さんに土下座したくなけりゃね」
「はぁ?」
「トシくんと真撰組の命もやや危うくなるし。触らぬ神に祟りなしだよ」
「つまり何が言いてェんだ」
「その刀、呪われてるよ」
*
主人公は土方のことをトシくんor十四郎と呼んでいる。弟みたいな存在。真面目な話のときは十四郎呼び。
「十四郎!」
「……なんだよ」
「あなた、ミツバさんのことをこのまま放っておくの? そんなので十四郎はいいの? ミツバさんが考えなしに十四郎に告白したとでも思ってるの? 十四郎はミツバさんのことをその程度の女性だと思ってるの?」
「仕方ねぇだろ。俺はいつ死ぬか分からねぇ立場になるんだから――」
「ばかッ! 十四郎のばかばかばか! いつか亡くなるかもしれないっていうならミツバさんだって同じじゃない!」
土方は主人公のことを名前呼び捨て。主人公もたいして気にしてない。
「オイ鶫」
「なにー? トシ?」
「てめぇ、また勝手に俺の身体使って漫画買っただろ。貯金が微妙に減ってんじゃねぇか」
「別にいいじゃん漫画くらい。トシはお金持ちなんだしさ。お姉ちゃんにサービスしてよ」
「姉なんざここにゃいねェよ。てめぇはただのたかりだろーが」
土方の公務中は真撰組の服を着ている。
「てめぇは真撰組じゃねぇだろ」
「え、まあ……やっぱりだめかな」
「命を懸けて戦う覚悟がありゃあいい」
「……トシくん! 私、絶対に死なないよ!」
「そりゃあ幽霊だからな」
オフ時はトリップしたときの服装(シャツにジーパン)。気分により着物。寝るときは着流し。
わりとゆるゆるな性格。「だめかぁ」みたいな。でも頑張るときは頑張る。趣味は漫画を読むこととアニメ鑑賞。土方に頼みこんで憑依して漫画を読むことがしばしば。なので土方の本棚の一部は漫画で埋まっている。局中法度ではジャンプも一応可となっている。女人禁制? 無理ですね!
昔から土方に憑いているのでスプラッタは平気。腸や脳? 平気だよ? みたいな。
*
土方→主人公みたいになりそう。主人公は土方を弟みたいにしか見ていないから前途多難。はたして恋愛感情にまで発展するのか……というか付き合えるのか。とりあえず傍観友情夢かな。
「マヨネーズかけすぎ」
「うっせぇ。こんくらいが一番美味しいんだよ」
「ねぇそれもはやライスinマヨネーズだよね。マヨネーズが主体になってるよね。ゲテモノだよね」
「ゲテモノじゃねぇよ!」
*
銀時にも見える。幽霊が苦手なので最初はガクブル。でも主人公に慣れたのか最近ではフレンドリーに話しかけてくれる。主人公的には嬉しいが土方的にはおもしろくない様子。毎回土方がイライラしながら銀時から逃げている。
「よォー、鶫ちゃん。元気だった?」
「もちろん。銀さんこそ元気だった?」
みたいに会話をするくらいの仲。
最初のときは、
「ひっ、ひひひひ土方クン……! そっ、それはなにか新しいプレイなのかな……っ?」
「あァ? なに言ってんだ?」
「君の肩の横に半透明の女の子が浮かんで見えるんだけど……。あっれー、おかしいな? ボク疲れてるのかな?」
「……てめぇ、まさか鶫が見えているのか?」
「みたいだね」
「喋ったァァァァァァアアッ!?」
みたいな感じで銀時ガクブル。
とりあえず動乱編とミツバ編には巻き込ませたい。
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