お題 | ナノ


3.気温が下がったのは気のせいかな

相変わらず、生徒会室での仕事は終わっていない。なんか、私のせいでもないのにとばっちりが来たし。

「三成ー仕事終わったんでしょー?」

三成がちょうど仕事が終わったタイミングで話しかける。ちょっとした仕草でわかるのはここに入り浸ってるからだと思う。

「終わったが貴様には関係ないだろう」
「可愛くない後輩め、甘いもの持ってきてやったのに」

甘いものに反応する三成。……と、なりちゃん。

「なんだ、その……少しぐらい付き合ってやらなくもない」
「可愛い!可愛いよ三成、何かに目覚めそうだよ!あぁ、もうそんな頬赤らめんなよ可愛いじゃねぇか!」

変態とか言わないでください。ツンデレでこんな可愛い後輩持った私はすっごく幸せ者ですよくそっ!なりちゃんもツンデレだけど三成が一番だよ、もう半兵衛と三成を交換しようよ!

「やれ、三成も主のことが好きなのよヒヒッ」
「全然ウェルカムだよ、三成!こんな先輩でいいなら私のちっぱいに飛び込んでおいで!」

平均より少しばかし胸はちっちゃいが気にしないと思うんだ三成なら!

「名前君、絶壁に近いその胸を張って何言ってるんだい」
「は、半兵衛様!そ、そのようなこと……」
「三成君?今は少し黙っててね」

その瞬間生徒会室の気温が真冬の奥州並みに寒くなったのは気のせいでしょうか?

いいえ、現実です。

--------------------
すみません、ふざけました。
つい出来心で……
ツンデレな三成が好きなんだよぉぉぉおおっ!

05/17


prev / next

[ back to top ]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -