「俺は山本武ってんだ、よろしくな!で、こっちが獄寺。」

と唐突に来た大きな少年と銀髪のハーフ?っぽい少年がツナの席に来た。

山本武と自己紹介してきたのは大きな少年は黒髪で短髪、筋肉も程良く付いてるところをみると運動部っぽい感じ、しかしそれとは裏腹に顔からにしてマイペースで爽やかな笑顔が特徴的だ。

さっきからどっかのチンピラみたいな目つきの悪さで睨んでくるのが獄寺と言うらしい。ハーフで顔も割と整っているのにいかんせんそのガン飛ばすの辞めればいいのに…。
どちらも女にモテそうなタイプだ。というかこの学校そういう奴多いのか?
たまたま俺の周りに集まってきただけか?


「勝手に紹介すんな!」
「山本と獄寺な、よろしく。」
「ッチ」

そう言えば十代目?とか言ってたけどツナは何かの跡取りなのか?
一通り彼らと挨拶を交わすとどっと人が集まってきた。

「佐野君!」
「ん?」

そんなことを考える余裕すらないくらい人がきた。
どうやらツナ達と会話してるのを聞いて好奇心に勝てなくなったようだ。
さっきの舞台上の時に浴びた怖がる様子はどこにもなかった。

「佐野君は彼女いるの?」
「いないよ。」
「えーホントに?!」
「はいはーい!好きな食べ物は何ー?」
「それより好きなスポーツは?今度昼休みバスケしよーぜ。」
「お!いいね!乗った!」

あっという間に人だかりが出来て俺の新しい学校生活は幕が開けた。





偶然の再会
(そうだ!涼も今度ツナん家行こうぜ!)(ばかやろー!いつも大勢だと十代目に迷惑かかるだろうが!!)(じゃあ今度獄寺がいない時に行くのな。)(んだとー!)(まぁまぁ二人とも。俺は全然気にしないから是非来てよ。狭いけど。)(ありがとな!)

20170604修正
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